「まるでテニスのよう…」 バルサのフリック監督が相手の“アンチフットボール”に困惑も一定の理解 「成功すればとても良いこと」

2025年01月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ヘタフェ戦のレフェリングには苦言も

CLベンフィカ戦の前日会見で、ヘタフェ戦について振り返ったバルサのフリック監督。(C)Getty Images

 現地時間1月20日、バルセロナのハンジ・フリック監督が、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ7節、ベンフィカ戦の前日会見に出席した。会見の様子をスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 バルサは18日に行なわれたラ・リーガ20節のヘタフェ戦で1-1のドローに終わり、首位レアル・マドリーとの勝点差が7に広がった。その試合について問われたフリックは、ホセ・ボルダラス監督が率いるヘタフェのサッカーに困惑したことを明かしながらも、効率の良いプレーに一定の理解を示している。

「(バルサに来る前は)ラ・リーガでの監督経験はなかったから、ヘタフェがどんなプレーをするのか知らなかった。彼らのサッカーはまるでテニスのようだ。ボールを上に上に、といった具合にね。ただ、ヘタフェのように自分たちのスタイルを貫いているチームが成功すれば、それは彼らにとってとても良いことではある」


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 またヘタフェ戦の81分に、バルサのジュル・クンデが敵陣ペナルティーエリア内で相手に後ろから倒されながら、PKが与えられなかったシーンについては「どの試合でも不可解な判定はある。ただあのシーンについてはVARの必要性すらない、明らかなPKだった」と、レフェリングに異を唱えた。

 開幕からのスタートダッシュに成功したフリック率いるバルサだったが、11月中旬以降に失速。1月のスーペルコパ決勝で宿敵マドリーを5-2で粉砕し、初タイトルを獲得したものの、ラ・リーガでは格下相手に勝ち切れない試合が多くなっている。

 覇権奪回を目指すのであれば、ここからは1試合も落とせない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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