浦和、第1ステージ制覇が困難に…指揮官は「最終的に勝ち取るべきもの得るために戦う」

2016年06月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

改めて年間王者に照準を定める決意。

G大阪戦を0-1で落とした浦和。指揮官は、年間王者のタイトル獲得へ決意を見せた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ第1ステージ10節延期分]G大阪1-0浦和 6月15日/吹田S

 前節鹿島に敗れ、自力Vが消滅した浦和はG大阪戦の敗戦で、第1ステージ制覇が苦しくなった。試合後、ペトロビッチ監督は素直に優勝の可能性が低くなったことを認めつつ、改めて年間王者に照準を定める決意を見せた。

「昨年は、我々が第1ステージで優勝したが、結果的に年間王者になることができなかった。今年は第1ステージで優勝することは難しくなってしまったが、最終的に勝ち取るべきものを得るために今後も戦っていく」

 そして重要な一戦で、前節に続きまたもやノーゴール。カウンターから失点を食らうという同様の負け方には、落胆の表情も見せている。

 「我々もチャンスを作ったが、フィニッシュの面で大きな違いが出た。リスクマネジメントという部分でも対応できていなかった」

 浦和で5年目を迎えるペトロヴィッチ監督。悲願のタイトル獲得には、まだまだ道が険しそうだ。 
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