「ちょっと激しくなりすぎる感じも」J1復帰の横浜FCが始動! 就任4年目の四方田修平監督も手応え「意気込みが伝わってきた」

2025年01月07日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「残留という明確な目標に向けてやっていかないといけない」

横浜FCが1月7日に始動した。(C)SOCCER DIGEST

 1年でJ1に復帰した横浜FCが、2025シーズンに向けて1月7日に始動した。

 アップに始まり、2人組のパス練習、4グループに分かれてのロンド、6対2などのメニューを消化。ゲーム形式のトレーニングでは時折、タフなデュエルも見られた。大卒2年目の小倉陽太が、新加入の伊藤槙人と激しく競り合う。

「毎年のことだけど、やっぱり身が引き締まる思いで、良い緊張感のなかでスタートできたなと思います」

 練習後の取材に応じた就任4年目の四方田修平監督は、早くも手応えを感じている。

「今日なんかはすごく活気があって、ちょっと激しくなりすぎる感じもあった。そういう意味では意気込みが伝わってきたというか、良かったと思います」
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 再びJ1の舞台に臨むシーズンを前に、指揮官は選手たちに伝えた。

「最初に集まった時、今年やってやろうっていう気持ちとか、このチームで何かを成し遂げようっていう、今のこの思いとか気持ちをいつも忘れずにやっていこうというところと、やっぱりチームとしては、間違いなく今季、残留という明確な目標に向けてやっていかないといけない。今までのクラブの歴史とかも含めてですけど、今季に自分たちが臨むにあたって、共有しなければいけないところ。今年の横浜FCで、この選手、このスタッフで、同じチームで戦える、こういう運命を大事にしていこうと。このチームで何かを成し遂げようと、そういう話をしました」

 1週間後には宮崎でキャンプイン。それまでの時間を有効に使う。

「キャンプがスタートではなくて、ここでいろんな意味でのウォーミングアップ、身体作り、それからコミュニケーションとか、そういう土台になるところに加えて、キャンプを待たずして、攻守の共通意識とか(横浜での活動の)後半はやっていけそうかなという感じですね。キャンプに入る時には100%に近い状態でやっていけるんじゃないかなと、そういう流れで考えています」

 残留はもちろん、J1で躍進するために横浜FCが着々と準備を進めている。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

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