リオ五輪のオーバーエイジ選手に藤春と塩谷が内定。登録メンバー18人は7月1日発表に

2016年06月14日 サッカーダイジェスト編集部

オーバーエイジ残り1枠は「交渉中」

リオ五輪が自身初の世界大会となる塩谷。クラブを通じ、「自分にできることをピッチ内外で全力で行ない、日本の勝利のために戦います」とコメントを発表した。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 6月14日、日本サッカー協会はリオ五輪に臨むオーバーエイジ選手にG大阪の藤春廣輝、広島の塩谷司が内定したことを発表した。
 
 記者団の取材に応じた霜田正浩ナショナルチームダイレクターは「クラブの了解の上、本人と面談をさせていただいて強い気持ちを確認し、内定を決めました。長く発表を引っ張って本人が隠さなくてはいけないことがないように、Jリーグに集中してもらえるように、クラブとの合意を得て発表しました」と経緯を説明。
 
「Jリーグで経験を積んでいる、日本代表として海外の大会に参加したことがある、アウェイでのプレー経験があるという選手で、なおかつリオだけでなくロシアにつながる戦力としてこのふたりには大きな期待をかけています」と選出の理由を語った。
 
 ふたりに関しては「藤春選手は左SBを主な活躍の場として、塩谷選手はCB、SBそしてボランチもできるような攻撃的な能力も兼ね備えているので、ユーティリティさを発揮してくはずです」と期待を寄せた。
 
 オーバーエイジの残り1枠に関しては「ルールとしては3人使います。残り1枠残っているので、鋭意交渉中です。決まり次第、可及的速やかに発表したいと思います」と語った。
 
 今後、オーバーエイジを含めたリオ五輪に参加する最終メンバー18人、バックアップメンバー4人は7月1日に発表する予定だという。
 
 
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