【ベルギー 0-2 イタリア|採点&寸評】アッズーリ本領発揮! ベルギーの猛攻をはね返し続けた殊勲の鉄壁守備陣

2016年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリアの堅守の前に、ベルギーはギクシャクした戦いに終始。

警告:ベ=ヴェルトンゲン(90+2分) イ=キエッリーニ(65分)、エデル(75分)、ボヌッチ(78分)、T・モッタ(84分) (C) SOCCER DIGEST

【ベルギー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5
イタリアの秩序立った守備を前に明確な攻撃を仕掛けることができず、不用意にボールを失っては危険なカウンターを何度も許した。終盤の猛攻こそ迫力があったが、最後までギクシャクした戦いぶりだったのは否めない。
 
監督 マルク・ヴィルモッツ 5.5
終盤、次々に攻撃的なカードを切ってチームに積極性をもたらしたのは好采配も、前半があまりにも不甲斐ない出来だった。まとまりの悪いスタメンをピッチに送ってしまったのはマイナス点。
 
【ベルギー|選手採点&寸評】
GK
ティボー・クルトワ 6.5
2失点はともにノーチャンス。54分にペッレのヘディングシュート、85分にもインモービレの強烈なシュートを弾き出し、最後尾で踏ん張った。
 
DF
23 ロラン・シマン 5.5(75分OUT
出足鋭いインターセプトを見せるなど積極性は感じさせたが、サイドで常に相手に主導権を握られ、何度も攻撃の起点を作られてしまった。
 
トビー・アルデルワイレルド 5.5
ゴール前では最後のところで踏ん張りを見せたが、1失点目の場面ではポジショニングミスでジャッケリーニを捕まえきれなかった。
 
トーマス・ヴェルメーレン 6 
対人プレーでは安定感があったが、守備陣を統率することができなかったのはマイナス点。
 
ヤン・ヴェルトンゲン 5
攻め上がりのタイミングが悪く、アザールをサポートできなかった。守備では、裏のスペースを何度も突かれてピンチの連続に。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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