15年ぶり出場の帝京が国立での開幕戦を制す! ラビーニ未蘭の大会1号ゴール、宮本周征の勝ち越し弾で京都橘を2-1撃破【選手権】

2024年12月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

京都橘は再三ゴールに迫るも…

2回戦に駒を進めた帝京。写真:永島裕基

 12月28日、第103回全国高校サッカー選手権がついに開幕した。国立競技場で開会式後に行なわれた開幕戦では、15年ぶりの出場となった帝京(東京B)と2年連続出場の京都橘(京都)が激突した。

 両校の応援団の歓声がスタジアムに鳴り響くなか、開始5分にいきなり記念すべき大会第1号ゴールが生まれる。帝京は堀江真広の左CKに反応したラビーニ未蘭が豪快なヘディングシュートを叩き込んで先制点を奪った。

 ビハインドを負った京都橘も反撃に出る。前半22分には宮地陸翔の浮き球パスから伊藤湊太が左足のシュートを放つも、GK大橋藍にブロックされる。

 帝京は24分、ロングボールに抜け出した森田晃が決定機を迎えるもGK平誠都の好守に阻まれた。その後スコアボードは動かず、帝京の1点リードで前半を終える。
【動画】帝京が見事な先制弾! ラビーニ未蘭が高打点ヘッドで大会第1号ゴールを奪う
 後半2分、京都橘はショートコーナーの流れから吉野歩夢の折り返しを上田慶輔が頭で押し込んだが、オフサイドの判定で同点とはならず。さらに11分には、ボックス内でパスを受けた伊藤が左足で狙ったが、GK大橋のファインセーブに防がれた。

 攻勢を強める京都橘は26分にも、カウンターからボールを受けた伊藤が巧みな個人技で左サイドを突破してシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れた。

 それでも33分、執行隼真のクロスに飛び込んだ桐原惺琉がヘディングシュートを決めて、同点ゴールを挙げる。

 その直後、帝京は途中出場の宮本周征が右足のシュートを流し込んですぐさま勝ち越しに成功した。

 試合はこのまま2-1で終了し、開幕戦を制した帝京が2回戦へと駒を進めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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