小野伸二が選んだJリーグの“今季ベストプレー”は?「これぞサッカー。見ていても楽しかった」

2024年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしいの一言」

広島のパス攻撃を完結させた加藤。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表MFの小野伸二氏が、12月24日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。今季のJリーグのベストプレーを選出した。

 番組では毎回、小野氏が「BESTベタ褒め」プレーを選んできた。Jリーグが閉幕したため、今回はシーズンを通じた「2024BESTベタ褒め」をセレクトし、サンフレッチェ広島の得点をチョイスした。

 このゴールは、8月17日に広島が敵地で臨んだJ1第27節の名古屋グランパス戦(2-1)で飛び出した。

 55分、新井直人に縦パスを入れた中野就斗が右サイドを駆け上がる。そして、満田誠から横パスを受けた松本泰志が出したスルーパスを折り返し、ボックス内で加藤陸次樹が反応して、ネットを揺らした。
【動画】小野伸二が称賛! 見事なパスワークから広島が決めた連係弾
 見事なパスワークの末に決まったこのゴールを、小野氏は「素晴らしいの一言」と称賛した。

「(中野が)パスしてから、そのまま走り続ける。3人目、4人目、このスペースにボールが来る。ここでシュートを狙うのではなく、中に合わせる。これぞサッカーですよ。見ていても楽しかったですし、こういうサッカーができたら嬉しいですよね、本当に」

 2位で優勝には惜しくも届かなかったものの、魅力的な攻撃サッカーを披露した広島の高度な連係に、"天才"も唸った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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【PHOTO】最後の最後まで選手と共に闘い抜いたサンフレッチェ広島サポーター
 

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