前半は速い攻めでウクライナも世界王者と対等に渡り合ったが。
先制点のムスタフィ(2番)、ノイアーの美技、身体を張った守りのボアテングと、ドイツの主役は後方の選手たちだった。 (C) Getty Images
6月12日(現地時間)、EURO2016グループステージ初戦で、ドイツは2-0でウクライナを下した。
過去の出場11大会で一度も初戦を落としたことがなく(6勝5分け)、ウクライナには過去2勝3分と負けなしの世界王者ドイツは、4分に早速ゲッツェが持ち込んで、こぼれ球に対しドラクスラーがファーストシュートを放つ。
しかしその直後、ウクライナは右サイドを攻略し、中央に入れたボールをコノプリャンカが右足で強烈に叩くが、GKノイアーはこれを横っ飛びでセーブした。
ドイツはその後、ボールを支配。しかし、再三のサイドからの攻撃はあまり効果的ではなく、組織プレーよりも個人の突破でチャンスを作る。
そして19分、右サイドで得たFKをクロースが中央に入れると、走り込んだCBムスタフィがヘッドで押し込み、ドイツが先制点を奪った。
ウクライナは失点の後、しばらくは自陣に釘付けにされたが、徐々に縦への速い攻めでチャンスを作り、何度もCKを得る。27分には、ハチェリディがムスタフィに競り勝ってヘディングシュートを放つが、ここでもGKノイアーの驚異的な反応に阻まれた。
その2分後、今度はドイツが、クロースの縦パスで抜け出したケディラが決定的なシュートを放つも、GKピアトフにブロックされる。
ウクライナは36分、ヤルモレンコのクロスを左から入ってきたコノプリャンカが中央に折り返すと、これがCBボアテングに当たってボールはゴールに飛ぶが、ボアテング自身が身体を投げ出しながら、ゴールライン上でクリアした。
ドイツ守備陣の再三の好守に遭いながらも、1点ビハインドのウクライナがゴールの予感を漂わせて前半は終了した。
しかし後半は、前半以上にドイツがボールを支配し、序盤から左サイドからの攻撃で、ゲッツェ、クロースが惜しいシュートを放つ。
ウクライナの守備ブロックが間延びしたことで、ボールを繋げるようになり、パスワークで中央突破も図れるようになった。
61分、人数を多く割いたウクライナの守備陣を、左右への素早いパスワークで振り回し、最後はケディラがきわどいミドル(GKピアトフが辛うじてセーブ)。69分には、速い攻めからドラクスラーが惜しいヘディングシュートを放った(クロスバーの上)。
その後もドイツは試合を支配し、ミュラー、途中出場のシュールレらが好機を掴む。42分にはエジルが完全に抜け出すも、これはGKピアトフの好セーブの前に追加点はならなかった。
42分、ピアトフのロングボールの処理をムスタフィが誤ってやや危険な状態を招いてしまうが、最後までドイツの守備が崩れることはなく、逆にアディショナルタイム、カウンターから、交代出場のシュバインシュタイガーが、エジルのクロスを押し込んでダメを押した。
ウクライナは後半、疲労もあってから運動量が減り、前半のようなメリハリの効いたプレーを披露できず。それでも時折、良い攻撃を見せたものの、ドイツの守備の壁を最後まで崩すことはできなかった。
過去の出場11大会で一度も初戦を落としたことがなく(6勝5分け)、ウクライナには過去2勝3分と負けなしの世界王者ドイツは、4分に早速ゲッツェが持ち込んで、こぼれ球に対しドラクスラーがファーストシュートを放つ。
しかしその直後、ウクライナは右サイドを攻略し、中央に入れたボールをコノプリャンカが右足で強烈に叩くが、GKノイアーはこれを横っ飛びでセーブした。
ドイツはその後、ボールを支配。しかし、再三のサイドからの攻撃はあまり効果的ではなく、組織プレーよりも個人の突破でチャンスを作る。
そして19分、右サイドで得たFKをクロースが中央に入れると、走り込んだCBムスタフィがヘッドで押し込み、ドイツが先制点を奪った。
ウクライナは失点の後、しばらくは自陣に釘付けにされたが、徐々に縦への速い攻めでチャンスを作り、何度もCKを得る。27分には、ハチェリディがムスタフィに競り勝ってヘディングシュートを放つが、ここでもGKノイアーの驚異的な反応に阻まれた。
その2分後、今度はドイツが、クロースの縦パスで抜け出したケディラが決定的なシュートを放つも、GKピアトフにブロックされる。
ウクライナは36分、ヤルモレンコのクロスを左から入ってきたコノプリャンカが中央に折り返すと、これがCBボアテングに当たってボールはゴールに飛ぶが、ボアテング自身が身体を投げ出しながら、ゴールライン上でクリアした。
ドイツ守備陣の再三の好守に遭いながらも、1点ビハインドのウクライナがゴールの予感を漂わせて前半は終了した。
しかし後半は、前半以上にドイツがボールを支配し、序盤から左サイドからの攻撃で、ゲッツェ、クロースが惜しいシュートを放つ。
ウクライナの守備ブロックが間延びしたことで、ボールを繋げるようになり、パスワークで中央突破も図れるようになった。
61分、人数を多く割いたウクライナの守備陣を、左右への素早いパスワークで振り回し、最後はケディラがきわどいミドル(GKピアトフが辛うじてセーブ)。69分には、速い攻めからドラクスラーが惜しいヘディングシュートを放った(クロスバーの上)。
その後もドイツは試合を支配し、ミュラー、途中出場のシュールレらが好機を掴む。42分にはエジルが完全に抜け出すも、これはGKピアトフの好セーブの前に追加点はならなかった。
42分、ピアトフのロングボールの処理をムスタフィが誤ってやや危険な状態を招いてしまうが、最後までドイツの守備が崩れることはなく、逆にアディショナルタイム、カウンターから、交代出場のシュバインシュタイガーが、エジルのクロスを押し込んでダメを押した。
ウクライナは後半、疲労もあってから運動量が減り、前半のようなメリハリの効いたプレーを披露できず。それでも時折、良い攻撃を見せたものの、ドイツの守備の壁を最後まで崩すことはできなかった。