【J1採点&寸評】G大阪×湘南|MOMはゴラッソ2発の下田!今野も良い仕事をした

2016年06月12日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――宇佐美の吹田スタジアム初ゴールは実らず。

【警告】G大阪=丹羽(15分)、米倉(44分)、今野(61分) 湘南=奈良輪(33分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】下田北斗(湘南)

【チーム採点・寸評】
G大阪 5
セットプレーや相手のミス絡みで3点を奪ったが、サイド攻撃や中央突破という狙いを持った攻撃ではゴールを割れず。失点はどれも湘南のスーパーゴールだったが、あと一歩の寄せが足りなかった。

湘南 6
ボールを支配される時間は長かったが、最後まで全員がハードワークする姿勢で勝点1をもぎ取った。
 
G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5
失点はどれもノーチャンス。しかしあとDF陣を動かす、という面では責任を果たせたとは言い難い。
 
DF
14 米倉恒貴 5
積極的にアタッキングサードまで進入したが、得点にはつながらず。守備では数的不利の右サイドで苦しんだ。

5 丹羽大輝 5
中央の守備に大きな問題はなし。しかし最終ラインをもう少し押し上げることができていれば、失点を防げたシーンはあったのかもしれない。
 
8 岩下敬輔 5
J1通算200試合出場となる試合で、CKを頭で合わせて今季初ゴール。しかしビルドアップのつまらないミスでピンチを招く場面も。
 
4 藤春廣輝 5.5
スピードを生かして左サイドを破ってクロスまで持ち込んだが、中央の人数が足りなかった。クリアボールをダイレクトに合わされた1失点目は、できればサイドにボールを流したかった。
 
MF
15 今野泰幸 6.5
抜群のボール奪取力で中盤に君臨し、こぼれ球を叩きつける見事なボレーで同点ゴールも奪った。勝っていればマン・オブ・ザ・マッチの有力候補だった。

8 倉田 秋 5.5
ボランチ、2列目とふたつのポジションに対応。アデミウソンとのパスワークでゴール前まで進入する場面もあったが、シュートを決めきることはできなかった。

7 遠藤保仁 5.5
トップ下でスタートしたが、試合途中にボランチへ。藤春へのスルーパスなどさすがの場面もあったが、守備面では甘さが見えた場面もあった
 
9 アデミウソン 5(69分OUT)
不用意なボールロスト、守備の貢献不足と穴が目立った。ボールが入ればさすがの技術を見せたが、決定的な仕事はできなかった。
 
39 宇佐美貴史 6
吹田スタジアムでの初ゴールは、冷静さが光ったループシュート。セットプレーでも正確なボールを供給したが、サイドからのクロスにゴール前に侵入する際の迫力不足は相変わらず。

FW
9 パトリック 4.5
身体を張って宇佐美のゴールを演出したが、ボールタッチ、判断のミスが多かった。いまだリーグ戦無得点と苦しんでいる

交代出場
MF
19
 大森晃太郎 5.5(69分IN)
守備の仕事は着実にこなし、攻撃でも仕掛けようという意識は目立った。しかし試合の流れを変える役割までは果たせなかった。
 
MF
25 藤本淳吾 5(74分IN)
正確な左足の技術はみせたが、得点に絡むという最も求められる仕事は果たせず。得意のセットプレーを披露する場面もなかった

FW
23 呉屋大翔 -(85分IN)
最終ラインの裏を狙う意識は高かったが、与えられた短い時間では持ち味を生かすようなチャンスは訪れなかった。

監督
長谷川健太 5.5
アデミウソンの守備の甘さを狙われたが、すぐにフォーメーションを変えて修正。しかし、勝点3につなげることはできなかった。

次ページ湘南――途中出場の下田が大活躍。2ゴールは、どちらもゴラッソ。

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