柏――及第点は、湯澤と中川のみ。チームにはどこか停滞感が漂っていた。
【警告】柏=D・オリヴェイラ(27分)、鎌田(85分) 仙台=渡部(80分)、藤村(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ハモン・ロペス(仙台)
【チーム採点・寸評】
柏 4.5
4-3-3でスタートした前半は距離感が悪く、前線の選手が孤立。4-4-2に変えた後半は流れを掴んだが、一瞬の隙を突かれ追加点を許す。攻撃でも仙台の堅守も崩せずに、どこか停滞感が漂っていた。ホーム150勝目どころか、もどかしさが残る敗戦となった。
仙台 6
序盤はゴールへの迫力ある分厚い攻撃を披露した。一時押し込まれる展開になった後半にも、カウンターを活かして追加点を奪取。少ないチャンスでも、狙い通りに確実に決める試合巧者ぶりが光った。
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
69分に1対1を止めるも、その後PKを献上し、2失点目を許す。この日はビッグセーブで勝利を手繰り寄せられなかった。
DF
2 鎌田次郎 5
野沢のポジショニングに苦戦していた印象。1失点目のシーンでは梁に振り切られ、クロスを上げさせてしまうなど対応の甘さも目についた。
4 中谷進之介 5.5
左SBの中山のカバーが遅れて大岩に突破を許す場面も。また、R・ロペスの個人技に苦しめられた。
21 湯澤聖人 6(67分OUT)
序盤は遠慮がちでオーバーラップも数えるほどだったが、徐々に調子を取り戻し、迫力ある攻め上がりを見せた。唯一突破口として可能性を感じた。
29 中山雄太 5.5
パス交換しつつ、前にスルスルと上がっていくなど連係面は良かった。ただ守備時は、逆サイドから長いパスが入ったときに対応が遅れるなど課題を残した。
MF
8 茨田陽生 5.5
守備時は最前線でボールを追いまわした。ただ問題は攻撃時で、ビルドアップに満足に絡めなかった。75分のシュートを決めていれば評価は変わったのだが…。
15 武富孝介 5.5
ドリブルで攻撃に推進力をもたらしたが、自身のシュートはわずか1本。試合が進むにつれキレも落ちていき、迫力を失っていった。
17 秋野央樹 5.5(72分OUT)
中盤後方からパスを捌いてリズムを作るも、チャンスに直接結びつくようなキーパスはほとんどなかった。動きは悪くなかっただけに、よりゴールに直結するパスが見たかった。
25 小林祐介 5.5
秋野とともにビルドアップに積極的に参加。機を見て攻め上がるもシュートのタイミングを逸する場面も見られた。ミドルシュートなどでもっと積極的にゴールを狙っても良かったのでは。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
狭いスペースでボールを受けることが多く、持ち前のドリブル突破を見せれず。ゴール前に飛び出す機会も少なく、脅威になれなかった。
18 エデルソン 5(52分OUT)
ちょっとしたトラップやパスでミスが見られた。後ろ向きでもらった時にはボールロストが多く、パワー不足も感じさせた。コンディションはまだ上がり切っていないようだ。
交代出場
MF
19 中川寛斗 6(52分 IN)
エデルソンに代わって入り、D・オリヴェイラと2トップを組んだ。ボールを精力的に引き出して停滞していた攻撃にリズムをもたらした。
MF
14 伊東純也 5.5 (67分 IN)
右SBで出場。守備面ではR・ロペスに股を抜かれるなど、やはり守備面には不安が残る。攻撃では何度か鋭いクロスを入れるも点につながらず。前のポジションに置き、推進力抜群の湯澤とのコンビも見たかった。
FW
9 田中順也 5(72分IN)
ゴール前でも精度を欠き、FKも枠を大きく外す。周囲との連係が合わず、パスがずれるなど細部に少なくないミスが見られ、フラストレーションを溜めていた。
監督
下平隆宏 5.5
この日は4-3-3でスタートも、前線と中盤が噛み合わなかった。1点ビハインドの状況を受けて中川を入れ、システムを変えた采配は一定の効果をもたらしたものの、決定打を打てずに敗れた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
柏 4.5
4-3-3でスタートした前半は距離感が悪く、前線の選手が孤立。4-4-2に変えた後半は流れを掴んだが、一瞬の隙を突かれ追加点を許す。攻撃でも仙台の堅守も崩せずに、どこか停滞感が漂っていた。ホーム150勝目どころか、もどかしさが残る敗戦となった。
仙台 6
序盤はゴールへの迫力ある分厚い攻撃を披露した。一時押し込まれる展開になった後半にも、カウンターを活かして追加点を奪取。少ないチャンスでも、狙い通りに確実に決める試合巧者ぶりが光った。
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 5
69分に1対1を止めるも、その後PKを献上し、2失点目を許す。この日はビッグセーブで勝利を手繰り寄せられなかった。
DF
2 鎌田次郎 5
野沢のポジショニングに苦戦していた印象。1失点目のシーンでは梁に振り切られ、クロスを上げさせてしまうなど対応の甘さも目についた。
4 中谷進之介 5.5
左SBの中山のカバーが遅れて大岩に突破を許す場面も。また、R・ロペスの個人技に苦しめられた。
21 湯澤聖人 6(67分OUT)
序盤は遠慮がちでオーバーラップも数えるほどだったが、徐々に調子を取り戻し、迫力ある攻め上がりを見せた。唯一突破口として可能性を感じた。
29 中山雄太 5.5
パス交換しつつ、前にスルスルと上がっていくなど連係面は良かった。ただ守備時は、逆サイドから長いパスが入ったときに対応が遅れるなど課題を残した。
MF
8 茨田陽生 5.5
守備時は最前線でボールを追いまわした。ただ問題は攻撃時で、ビルドアップに満足に絡めなかった。75分のシュートを決めていれば評価は変わったのだが…。
15 武富孝介 5.5
ドリブルで攻撃に推進力をもたらしたが、自身のシュートはわずか1本。試合が進むにつれキレも落ちていき、迫力を失っていった。
17 秋野央樹 5.5(72分OUT)
中盤後方からパスを捌いてリズムを作るも、チャンスに直接結びつくようなキーパスはほとんどなかった。動きは悪くなかっただけに、よりゴールに直結するパスが見たかった。
25 小林祐介 5.5
秋野とともにビルドアップに積極的に参加。機を見て攻め上がるもシュートのタイミングを逸する場面も見られた。ミドルシュートなどでもっと積極的にゴールを狙っても良かったのでは。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
狭いスペースでボールを受けることが多く、持ち前のドリブル突破を見せれず。ゴール前に飛び出す機会も少なく、脅威になれなかった。
18 エデルソン 5(52分OUT)
ちょっとしたトラップやパスでミスが見られた。後ろ向きでもらった時にはボールロストが多く、パワー不足も感じさせた。コンディションはまだ上がり切っていないようだ。
交代出場
MF
19 中川寛斗 6(52分 IN)
エデルソンに代わって入り、D・オリヴェイラと2トップを組んだ。ボールを精力的に引き出して停滞していた攻撃にリズムをもたらした。
MF
14 伊東純也 5.5 (67分 IN)
右SBで出場。守備面ではR・ロペスに股を抜かれるなど、やはり守備面には不安が残る。攻撃では何度か鋭いクロスを入れるも点につながらず。前のポジションに置き、推進力抜群の湯澤とのコンビも見たかった。
FW
9 田中順也 5(72分IN)
ゴール前でも精度を欠き、FKも枠を大きく外す。周囲との連係が合わず、パスがずれるなど細部に少なくないミスが見られ、フラストレーションを溜めていた。
監督
下平隆宏 5.5
この日は4-3-3でスタートも、前線と中盤が噛み合わなかった。1点ビハインドの状況を受けて中川を入れ、システムを変えた采配は一定の効果をもたらしたものの、決定打を打てずに敗れた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。