「海外でもあんまり見たことない」鈴木優磨の“一発レッド”判定に三竿健斗が言及。数的不利での守備には手応え【鹿島】

2024年11月09日 渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

「10人になっても特に困ることはなかった」

前節に続き右SBで先発した三竿。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズは11月9日、J1第36節で名古屋グランパスとホームで対戦。58分に鈴木優磨が一発レッドで退場し、数的不利を強いられたが、終盤の名古屋の猛攻をしのぎ、0-0で引き分けた。

 この一戦で、4-4-2の右SBでフル出場した三竿健斗は、「(鈴木が一発レッドになった)判定に関しては、ちょっと厳しいかなと。海外のリーグを見ても、あれでレッドというのはあんまり見たことない」という。鈴木はファウルで止めた相手に対し、もつれた後に立ちあがって体当たりしたが、この振る舞いが「乱暴な行為」と見なされた。

 一方で、チームの戦いぶりについては三竿は以下のように振り返った。

「(名古屋が)カウンターを狙ってるのはスカウティング通りでしたし、(ボールを)取られた後の切り替えの部分や、ボールの失い方の部分はみんな意識していた。前半が0-0でも全然想定内というか、後半どこかで仕留めれるっていう自信はあった」
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 10人になった後も、4-4-1の布陣で守りきれた部分には手応えを感じたという。

「左サイドの徳元(悠平)選手や、山中(亮輔)選手とクロスの狙いが明確に分かっていたので、そこに誰がアプローチに行くのか、サイドハーフと話しながらできていましたし、山岸(祐也)選手を起点にして、逸らしたところを狙っていたのも対処できていた。10人になっても特に困ることはなかった」

 もっとも、「ここ(後半)から点が取れそうという感覚はピッチ内であった」とし、「勝点3しか考えていません。それがどんな状況であれ、鹿島は常に勝点3を目ざすことは変わらない」と、引き分けを悔やんだ。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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