「まだまだ優勝ってところはある」中後アントラーズが貴重な勝点3を獲得。新指揮官は「そこに我々は進まなければいけない」と諦めていない

2024年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

知念、樋口、三竿が得点。川崎に3-1勝利

就任2試合目で初勝利を掴んだ鹿島の中後監督。(C)SOCCER DIGEST

 ランコ・ポポヴィッチ前監督の解任を受け、コーチから指揮官に就任した鹿島の中後雅喜監督。新体制の初陣はアビスパ福岡とスコアレスドロー。迎えた11月1日の川崎フロンターレ戦は、3-1で勝利した。

 開始10分に知念慶が先制弾。18分に樋口雄太、28分に三竿健斗と続き、前半だけで3点差をつける。後半はなかなか追加点が奪えず、終了間際に失点も、最後までリードを守り抜いた。

"中後アントラーズ"の初白星。試合後のフラッシュインタビューで中後監督は「選手たちがかなりハードワークしてくれて、素晴らしかった」と勝利を噛みしめる。

「まず前半は素晴らしい戦いができて、我々が狙っていた形で得点ができて、非常に良かったと思います。ただ後半、フロンターレさんの攻撃力は当然あるので、苦しめられましたけど、なんとかみんなで力を合わせてやれたのが良かった」
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 1つ消化試合が少ない鹿島は、これで勝点57とし4位に浮上。同日にジュビロ磐田に勝利して暫定首位に立ったヴィッセル神戸とは10ポイント差。まだタイトルの可能性は消えていない。

「数字で、まだまだ優勝っていうところはありますし、やっぱりそこに我々は進まなければいけないので、1試合1試合、こうやって戦っていきたいと思います」

 新監督は表情を引き締め、言葉に力を込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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