「超やりづらかった」小野伸二が欧州帰りで直面した苦労を回想「日本のサッカーって忙しい」

2024年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームが全体として良くなればという仕方」

現役時代は浦和でJ1優勝も経験した小野氏。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表MFの小野伸二氏が、フジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」で浦和のMF原口元気と対談。そのなかで日本と海外のサッカーの違いについて語った。

 小野氏は、清水商高を卒業後の1998年に浦和レッズでプロキャリアをスタート。その後、2001年にオランダのフェイエノールトに移籍し、2006年に浦和に復帰。その際の苦労を、こう振り返る。

「全然アジャストできていなかったよ。あまり上手くできていなかったと思う。レベルも違う時期だと思うんですけど、日本のサッカーって忙しいんですよ」
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 具体的にどんなことを感じていたのか。

「海外ではハーフライン辺りまで、ゆっくり持ち運ばせてくれる。そういう時間があるのに、日本に帰ってきた時にせわしないというか、みんなセカセカセカセカ、ディフェンスに来るという。落ち着く時間がなかったというのはすごく感じて、超やりづらかった」

 一方でチームは2006年にJ1で初優勝。小野氏は「どうにかチームが上手くいくような、チームが全体として良くなればいいというようなアジャストの仕方ではあった」と回想した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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