キレキレ中村敬斗の同点ゴール演出を助けた、三笘薫の“隠れたファインプレー”「少しは得点に繋がったと思えば嬉しい」

2024年10月16日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「特に何もしてないんすけど」

中村(手前)の突破をサポートした三笘(奥)。(C)SOCCER DIGEST

[北中米W杯アジア最終予選]日本 1-1 オーストラリア/10月15日/埼玉スタジアム2002

 隠れたファインプレーだった。

 日本代表は10月15日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、オーストラリアと埼玉スタジアム2002で対戦。1-1のドローに終わった。

 58分に不運なオウンゴールで先制されたなか、同点ゴールを呼び込んだのが、70分から左ウイングバックに投入された中村敬斗だ。

 キレキレだった24歳は76分、左サイドからドリブルで仕掛け、深く抉って鋭いクロス。これが相手DFのオウンゴールを誘発した。
【動画】三笘の"アシスト"から中村が誘発した同点ゴール
 このシーンでは、中村の投入で左ウイングバックから左シャドーに回っていた三笘薫が、相手をブロックして突破を助けていた。

「やれることはブロックぐらいしかなかったで。特に何もしてないんすけど、少しは得点に繋がったと思えば嬉しいですけど」

 三笘は控え目にそう話したが、見事な"アシスト"だった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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