町田浩樹が、三笘薫が、守田英正が、そして遠藤航も。サウジ戦で日本の堅守を象徴した“トリプルシュートブロック”【W杯アジア最終予選】

2024年10月11日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

執念にも映った白い鉄壁

サウジアラビアの攻撃を必死に食い止めた遠藤など。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 2024年10月10日(現地時間)、北中米ワールドカップのアジア最終予選で日本代表がサウジアラビア代表(アウェー)に2-0と完封勝利。これで開幕3連勝、総得点14、無失点という文句なしの成績でグループCの首位をキープした。

 敵地のサウジアラビア戦で圧巻だったのは、27分のトリプルブロックだ。

 カウンターから攻め込まれた局面で相手の近距離砲をまず町田浩樹が防ぐと、続くムサブのシュートを町田、三笘薫、守田英正、遠藤航が4人がかりで阻止。さらに、その直後に打たれたシュートにも町田、守田、遠藤、板倉滉の4人で対応するなど、完璧なディフェンスを見せた。

 なかでも、3本のシュートブロックすべてに絡んだ町田の反応は素晴らしく、サウジアラビア戦での完封勝利の立役者のひとりと断言できる。
 
 ここで先制されていたらまるで違う展開のゲームになっていただけに、試合の行方を左右したシーンとも言えただろう。

 この日の日本はほぼ完璧な守備でサウジアラビアを抑え込んだ。その堅守を象徴していたのが日本の執念にも映った白い鉄壁、"トリプルシュートブロック"である。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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