「ファンを感動させた」「リードを守るのにエンドウは完璧」7分間で躍動!遠藤航の“クローザーぶり”を地元メディアが絶賛!「サポーターは今でもレッズの3番を愛している」

2024年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールキックにはしなかった」

パレス戦で89分から出場した遠藤。(C)Getty Images

 アルネ・スロット監督の下で序列が低下しているリバプールの遠藤航は、10月5日に開催されたプレミアリーグ第7節のクリスタル・パレス戦(1-0)で89分から投入された。

 わずか7分間の出場ながら、カウンターの芽を摘む見事なスライディングタックルや、相手のCKになりそうなボールを咄嗟に手でタッチライン側にかき出し、スローインにしたプレーで称賛を浴びている。
【動画】称賛を浴びた遠藤の果敢なスライディングタックル
 リバプールの専門メディア『ANFIELD WATCH』も、「試合終盤に出場したエンドウは、レッズが深刻なプレッシャーにさらされていたにもかかわらず、すぐに活躍し、献身的なプレーでファンを感動させた」と称えた。
 

 同メディアは「ある場面では、エンドウはピッチの隅までボールを追いかけ、その後に倒されたが、この日本のベテラン選手は倒れた際にボールをスローインにし、ゴールキックにはしなかった」と賛辞を続けている。

「エンドウは巧みな時間稼ぎの戦術に加え、重要なタックルやインターセプトをし、リバプールの4バックとデビューしたGKのヴィテスラフ・ヤロシュのプレッシャーをいくらか和らげるなど、良い働きを見せた」

 記事は「このような場面で出場し、試合を落ち着かせて1-0のリードを守るのは、エンドウにとって完璧なことだ」と綴り、こう締め括っている。

「このベテランMFは、スロット監督の下、リバプールでほんの少しの役割しか果たしていないが、すぐにそれが変わるとは思えない。だが、サポーターは今でもレッズの3番を愛しており、今シーズン、彼が呼ばれるたびに同じように役立つことを期待している」

 短い時間でも結果を残した31歳を、現地のメディアやファンは高く評価した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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