菅原加入のサウサンプトン、開幕7戦未勝利も…監督はアーセナル相手に手応え「PSGと同じくらい良い場面を作った。これからが楽しみ」

2024年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレミアで最も厳しい目で見られながら成長している」

スタメンに定着している新戦力の菅原。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)

 現地時間10月5日に開催されたプレミアリーグ第7節で、菅原由勢が加入したサウサンプトンは、冨安健洋を擁するアーセナルと敵地エミレーツで対戦。55分にカウンターからキャメロン・アーチャーが先制点を挙げたものの、その後に失点を重ね、1-3で完敗した。

 昇格組のサウサンプトンは、またしても今季リーグ戦初勝利ならず。開幕7戦で1分6敗と非常に厳しいスタートとなった。一方、アーセナルは対照的だ。チャンピオンズリーグのアタランタ戦とパリ・サンジェルマン戦を含め、公式戦無敗を継続させた。

 苦戦が続くが、ラッセル・マーティン監督は難敵相手に少なからず手応えも感じたようだ。クラブ公式サイトによれば、サウサンプトンを率いて2年目のスコットランド人指揮官は、試合後のインタビューで次のように語った。

「パフォーマンスの多くを誇りに思う。前半の戦う姿勢、走る姿勢、守る姿勢、アグレッシブさ、仲間を助ける姿勢は見事だった。ハーフタイムには、もう少しボールを奪う意欲と、真のプレーする勇気を求めたよ。後半はそれを大いにやってのけた」
【画像】日本代表DF対決が実現!冨安と菅原が激熱ユニホーム交換
 マーティン監督はそのうえで、「いつくか素晴らしい場面があった。私たちはバーやポストを叩き、良いゴールを決めた。アーセナル相手にはあまり見られない瞬間だ」と説明。アーセナルがパリSGを2-0で下した一戦を引き合いに出し、こう締め括った。

「火曜日にここでPSGを見たよ。彼らと同じくらい良い場面を作った気がする。でも、もっと長くリードを保たないと。ミスで得点を許してしまったのはとても残念だ。最初の失点をした後、少しふらついた。だが、このチームはプレミアリーグで最も厳しい目で見られながら成長し、学んでいる。今日は良い場面がたくさんあった。これからが楽しみだ」

 成長の証として、兎にも角にも、まずは1勝を挙げたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「本当にすごい選手なのに、なぜ日本代表に入れないのか?」欧州で141戦77発!日本人FWの森保J選外に海外衝撃「森保監督は使わない」「理由を教えてほしい」
 

次ページ【画像】冨安と菅原が“激アツ”のユニホーム交換

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事