ソウル決戦の疲労が響き…浦和はアウェー鳥栖でスコアレスドロー

2016年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点1に止まるも、「選手たちは意地を見せてくれた」とペトロヴィッチ監督は胸を張る。

浦和はACLの疲労が響いて無得点に終わったが、守備では鳥栖の豊田(11番)を厳しくマークして仕事をさせなかった。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグ第1ステージ14節の鳥栖対浦和は5月29日、ベストアメニティスタジアムで行なわれ、0-0の引き分けに終わった。
 
 試合はポゼッションで優位に立った浦和が、押し気味に進めた。しかし、人数を割いて守備を固める鳥栖をなかなか崩せず。CKに合わせた遠藤のヘッドもGKの正面をつくなど、1点が奪えなかった。
 
 試合後、浦和のペトロヴィッチ監督は、「ソウルで120分戦った疲労があるなかで、良い攻撃の形は作れていたが、最後のところで半歩が足りていなかった」とコメント。PK戦の末に敗れた25日のACLの疲労が響いたと振り返った。一方、「ただ、選手たちは意地を見せてくれた。試合を通してコントロールできたし、良い攻撃の形も見せられた」と選手たちを称えた。
 
 ホームの鳥栖は守備を固めて勝点1を確保したが、この試合でもノーゴールに終わった。これで鳥栖は、5月のリーグ戦5試合すべて無得点に終わり、試合結果は2分3敗と負け越し。順位も降格圏の16位に沈んでいる。
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