【CL決勝】グリエーズマンがPK失敗時の心境、そして試合後のチームの様子を明かす

2016年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合後に涙したフランス人ストライカーの思いとは…。

48分にPK失敗というミスを犯したグリエーズマン。試合後にはピッチ上で大粒の涙を流し、悔しさを滲ませた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 5月28日、ミラノのサン・シーロでチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝が行なわれ、PK戦の末にレアル・マドリーがアトレティコ・マドリーを撃破。11度目の欧州制覇を成し遂げた。
 
 2013-14シーズンの同大会決勝でマドリーに1-4で破れ、その時以来の大舞台となったディエゴ・シメオネ率いるアトレティコだったが、またしても宿敵に欧州戴冠を阻まれて、2年前の屈辱を晴らすことはできなかった。
 
 そのアトレティコの面々のなかでも、フェルナンド・トーレスが獲得した48分のPKをクロスバーに当ててしまい、試合の結果を覆していたかもしれない場面で決定的なミスを犯してしまったのが、アントワーヌ・グリエーズマンだった。
 
 試合後に人目を憚らず大粒の涙を流したフランス人ストライカーは、試合後のチームの様子とPK失敗の心境を明かした。
 
「もっとも難しい試合はバイエルン戦(準決勝)だったけど、今日は感情的な部分でその試合を上回っていたね」

「シメオネは試合後にあまり喋らなかった。ただ打ちひしがれて、僕らは全員黙っていたよ。監督とは将来の話はまだしていない。誰もが悲しみ、傷ついていたから……。でも、彼は僕にすべてを与えてくれた人だ」

PKを失敗したときは『クソ!』って思ったけど、すぐに切り替えるようにしたんだ。それに僕が狙ったわずか上だったから、そんなに引きずることもなかった」
 
 
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