【J1展望】新潟×川崎|アウェー勝率100パーセントの川崎から新潟が金星を狙う!

2016年05月20日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――シーズン序盤から不安定だった守備に改善の兆し。

故障者/新潟=R・シルバ、イム・ユファン、早川 川崎=奈良、小宮山、森本
出場停止/新潟=なし 川崎=なし

J1リーグ1stステージ・13
アルビレックス新潟-川崎フロンターレ
5月21日(土)/19:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
1stステージ成績(12節終了時):15位 勝点10 2勝4分6敗 14得点・20失点
 
【最新チーム事情】
●前節の浦和戦で、リーグ戦2試合連続の完封で勝点1を掴む。
●ナビスコカップ柏戦で公式戦9試合ぶりの白星を飾る。
●柏戦では小塚が公式戦初ゴール。さらに、カリウ、西村、U-18の長谷川がデビューを果たす。
 
【担当記者の視点】
 前節の浦和戦は4-4-2と5-4-1を併用し、強敵相手にスコアレスドローに持ち込んだ。G大阪戦から2試合続けての無失点で、シーズン序盤から不安定だった守備が改善されつつあるのは朗報だ。
 
 さらに、浦和戦から先発10人を入れ替えて臨んだナビスコカップの柏戦では、公式戦9試合ぶりに勝利。山口への期限付き移籍から復帰した小塚が鮮烈なボレーで新潟初ゴールを決めたほか、カリウ、西村、U-18の長谷川がJ公式戦デビューを果たすなど、控えメンバーが躍動したのも心強い(長谷川は昨年、天皇杯に出場)。
 
 柏戦は、主力を温存できただけでなく、予選突破の可能性を広げる非常にポジティブな結果となった。今節は開幕前の練習試合(1-8/45分×4本)と、ナビスコカップ(0-5)で大敗している川崎との対戦だが、確かな手応えとともに試合に臨める意味でも、この勢いをさらに加速させる結果へ結び付けたい。

次ページ川崎――大島が不在のボランチ、奈良が離脱したCBが機能するか。

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