「FIFA審判に再教育を!」川淵三郎が適切なジャッジに私見。細谷の美技弾はVAR介入で無効に「サッカーの流れから認めてほしかった」【パリ五輪】

2024年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「意図的でないハンドもVARで今は全てハンド」

細谷はスペイン戦でネットを揺らすも、VARが介入し、ベイダ主審はゴールを取り消した。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 適切なジャッジとは何か。Jリーグの初代チェアマンやJFA会長を務めるなど、日本サッカーの発展に寄与する川淵三郎氏が私見を述べた。

 川淵氏は8月4日に自身のXで「FIFA審判に再教育を!」と書き出し、こう続ける。

「ゴールが決まったかどうかなど物理的な判断はVARを見て映像そのままに自動的に判定すればいい。でもルールで認められている意図的でないハンドもVARで今は全てハンド。しかし最終判断は審判に任されている。爪先のオフサイドは物理的だけどサッカーの流れから認めてほしかった」
【画像】まさかのゴ―ル取り消し!細谷がオフサイドとなった瞬間
 パリ五輪の準々決勝で、大岩ジャパンはスペインと対戦し、0-3で敗戦。40分には細谷真大がボックス内で相手を背負いながらも反転シュートでネットを揺らす。だが、VARが介入し、身体の一部がわずかにオフサイドラインを越えていたとして得点は無効に。

 現代サッカーでテクノロジーの恩恵は間違いなくあるが、それをどう運用していくかが重要なのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「要するに戻りオフサイド」元国際審判員の家本政明が細谷真大のゴール取り消しを解説「競技の精神は関係ありません。事実が全て」【パリ五輪】
 

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