【J1】シモビッチが圧巻の高さで追撃弾&スルーで同点弾お膳立て! 名古屋が0-2から甲府に追いつく

2016年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

シモビッチの頭を越えたボールを古林が押し込み、名古屋が追いつく。

名古屋がシモビッチの高さを活かした攻めで2点差を追いつき、ドローに持ち込んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月14日、第1ステージ12節の6試合を開催。山梨中銀スタジアムでは、甲府対名古屋の一戦が18時30分キックオフで行なわれた。

【J1リーグ順位表】

 前半を0-0で折り返した試合は、後半に入りまずは甲府がペースを掴む。49分、黒木から左サイドへ展開すると、パスを受けたクリスティアーノがクロスを入れる。これが熊谷の足もとに入り、トラップは大きくなったものの、ゴール前に攻め上がっていた田中が拾って押し込んだ。甲府が先制する。

 甲府はさらに68分、森のパスに抜け出したクリスティアーノが強烈な左足のシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球を松橋が頭で押し込み追加点を挙げる。甲府が2-0とリードを広げた。

 2点のビハインドを負った名古屋だが、残り15分から長身FWのシモビッチの高さを活かした怒涛の反撃を展開。80分にはCKからシモビッチがヘディングシュートを叩き込み、1点差に迫る。

 そして後半アディショナルタイム、199センチのターゲットを目がけて放り込んだ竹内からのクロスは、シモビッチの頭をわずかに越えるも、逆サイドから斜めに走り込んできた古林が頭で合わせてゴールに流し込んだ。名古屋がついに2-2の同点に追いつく。

 名古屋はその後もCKやクロスなどからゴールを狙ったが、逆転ゴールは生まれず、2-2の引き分けに終わった。名古屋は勝点14で11位とし、一方リーグ最多の6度目の引き分けとなった甲府は勝点12で13位となっている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事