【J1】トップ下の遠藤保仁が値千金の決勝点!ホームでの連敗を5で止め、「これから巻き返します」

2016年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

吹田スタジアムでは、3月11日の大宮戦以来の勝点3。

アデミウソン(右)が同点弾を挙げ、パトリック(29番)の落としを受けた遠藤(7番)が決勝点! G大阪がホームで公式戦6試合ぶりに勝利を挙げた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月13日、第1ステージ12節の3試合を開催。市立吹田サッカースタジアムで行なわれたG大阪対磐田は、2-1でG大阪が勝利した。

 G大阪は3月11日の大宮戦以来、公式戦6試合ぶりのホームでの勝点3だ。
 
 先制点を奪ったのはアウェーの磐田だった。17分、右サイドで得たFKのチャンスで小林が直接ゴールを狙うと、G大阪のGK東口が判断を誤ってボールをファンブルし、そのままネットに突き刺さった。

 一方、1点のビハインドを背負ったG大阪は21分、スルーパスに抜け出した遠藤が決定的なチャンスを迎えたが、GK八田のファインセーブに阻まれて絶好機を逃してしまう。
 
 しかし、その後も攻め込んだG大阪は45分。宇佐美の縦パスを受けたアデミウソンが巧みなトラップからの反転でDFをかわし、GKの股間を抜く鮮やかな同点ゴールを突き刺した。
 
 1-1で突入した後半は、ややG大阪ペースで試合が進む。特にボランチの今野の動きが良く、セカンドボールを拾って二次攻撃につなげた。
 
 そうして、じわじわと磐田を押し込んでいったホームチームは、ついに66分。逆転弾を挙げる。最終ラインからのロングフィードをパトリックが落とし、このボールを受けた遠藤がGKとの1対1を制してゴールに流し込んだ。
 
 この遠藤のゴールが決勝点になり、2-1でG大阪が勝利。殊勲の背番号7は、ヒーローインタビューで、「厳しい戦いでしたが、全員が勝ちたいと思う気持ちを出せた良い試合だった。これから巻き返します!」と力強く語った。

【G大阪 2-1 磐田 PHOTOギャラリー】
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