アーセナルは現地７月29日、ボローニャからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを獲得したと発表した。契約期間は2029年6月30日までの５年契約で、移籍金は4500万ユーロ（約75億円）と報じられている。

　現在22歳のカラフィオーリはローマの下部組織出身で、2018年にトップチームに昇格。しかし、ローマでは結果が残せず、22年１月にジェノアに武者修行に出されると、同年夏にスイスのバーゼルに完全移籍。そして、23年夏にボローニャへと渡った。

　そのボローニャでは、チアゴ・モッタ監督の下、2023－24シーズンに５位と大躍進を遂げたチームでCBとして躍動。その活躍によって2024年に入ってイタリア代表デビューを飾り、EURO2024でもベスト16に終わったイタリア代表のなかでも大きく株を上げたひとりとして今夏の移籍市場でも大きな注目を集めていた。
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　アーセナルのミケル・アルテタ監督は半年前からカラフィオーリの獲得を熱望し、個人合意に至った後もなかなか成績契約に至らなかったことから、初めて顔を合わせた際には思わず「本物だ！」と喜びを露わにしたという。

　そのアルテタは、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「リッカルドと彼の家族をアーセナルに歓迎する。素晴らしい選手であり、ディフェンス面を強化する大きな力となる。彼はボローニャとイタリア代表の両方で活躍し、ここ１年の成長には目を見張るものがある。リッカルドと共に働き、これから数年間彼をサポートしていくことを楽しみにしている」

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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