鹿島アントラーズは７月24日、日本代表の三笘薫が所属するブライトンと親善試合で対戦する。

　今年２月に腰を痛めた三笘は、2023－24シーズン中の復帰は叶わなかったが、新シーズンのプレミアリーグ開幕に向けてコンディションを上げ、プレシーズンツアーの鹿島戦で実戦復帰する予定。23日には、鹿島との試合前日会見で「しっかりとプレーできる状況ではあります」とコメントした。

　クラブでも日本代表同様に、左サイドを主戦場とする三笘と、今回の一戦でマッチアップする可能性が高いのが、鹿島の右SB濃野公人だ。

　関西学院大卒のルーキーは、７月20日のFC東京戦で今季６ゴール目を記録するなど、新人SBながら高い攻撃力を発揮し、注目を集めている。
【PHOTO】熱い気持ちを超えに乗せ選手に届ける鹿島アントラーズサポーター
 

　そんな濃野は、三笘との対戦について「日本を代表する方ですし、昨年のワールドカップでは『行け！ 三笘』と言ってた立場」と笑みをこぼし、「そういう人と対峙するのは感慨深い」と話す。

　一方で、「同じ人間だし、同じプロとして負けてはいけない」と気を引き締め、「ワクワクする気持ちや、負けたくない気持ちが強い」と闘志を燃やす。

　22歳のSBは日本代表のエースを抑えられるか。

　鹿島対ブライトンは、国立競技場で19時にキックオフされる。

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

【記事】三笘薫を擁するブライトンと対戦！ 英メディアが鹿島を分析「大陸サッカー復帰が使命」「過去14年で優勝は１度だが『常勝軍団』と」

【記事】［U-23日本代表のパラグアイ戦スタメン予想］重要な初戦はフランス戦がベースか。左SBは半田が負傷で...【パリ五輪】

【記事】「昨日カオルと話していたら...」ブライトンDFが日本ツアーにワクワク「フレンドリーで礼儀正しくて、歓迎されるって」