通路にも人、人、人
アルゼンチン対コロンビアの決勝戦には多くのファン・サポーターが詰めかけ、試合開始は1時間以上も遅れた。写真:浅田真樹
コパ・アメリカ2024決勝、アルゼンチン対コロンビアは、試合前からただならぬ雰囲気に包まれていた。
試合開始まで1時間を切っても、スタンドはがらがら。ウォーミングアップのため、ピッチ上に姿を現わした選手たちも、なぜかほとんど身体を動かさないまま、再びロッカールームへと戻ってしまった。
ほどなく、試合開始が30分遅れることが場内に告げられた(実際には1時間以上遅れた)。チケットを持たない(主にコロンビアの)サポーターが大挙して無理やり押し入ろうとしたため、一時、観客の入場をすべて止めてしまったためだった。
遅れて試合が始まっても混乱は続いた。
最もピッチに近い1階席には(チケットを持っていないのか、上階のチケットを持っているのかは分からないが)大勢のサポーターがなだれ込み、通路にも人、人、人。将棋倒しなどの事故が心配されるほどになっていた。
【動画】換気口からも…チケットなしのファンが続々侵入する衝撃映像
ようやく警備員が駆けつけ、席についていない観客を退去させ、通路に空間が生まれたのは、前半もなかばを過ぎた頃だった。
試合開始まで1時間を切っても、スタンドはがらがら。ウォーミングアップのため、ピッチ上に姿を現わした選手たちも、なぜかほとんど身体を動かさないまま、再びロッカールームへと戻ってしまった。
ほどなく、試合開始が30分遅れることが場内に告げられた(実際には1時間以上遅れた)。チケットを持たない(主にコロンビアの)サポーターが大挙して無理やり押し入ろうとしたため、一時、観客の入場をすべて止めてしまったためだった。
遅れて試合が始まっても混乱は続いた。
最もピッチに近い1階席には(チケットを持っていないのか、上階のチケットを持っているのかは分からないが)大勢のサポーターがなだれ込み、通路にも人、人、人。将棋倒しなどの事故が心配されるほどになっていた。
【動画】換気口からも…チケットなしのファンが続々侵入する衝撃映像
ようやく警備員が駆けつけ、席についていない観客を退去させ、通路に空間が生まれたのは、前半もなかばを過ぎた頃だった。
しかし、そんな混乱がありながらも、ピッチに立つ選手たちが試合に集中できていたのは幸いだった。得点こそなかなか生まれなかったものの、両チームが互いにチャンスを作り、最後まで結末が予測できない熱戦は、間違いなく好ゲームだった。
しかも、今大会の主役であり続けてきたリオネル・メッシが、右足首を痛めて途中交代するアクシデントも発生。それでもなお、試合への興味が削がれることはなく、ハイレベルな攻防が繰り広げられた。
結局、勝負は90分で決着がつかず、延長戦へ突入。決勝点となるこの試合唯一のゴールが生まれたのは、112分のことだった。
レアンドロ・パレデスからのパスを、ジオバニ・ロチェルソがワンタッチでさばいて、ディフェンスラインの背後へスルーパス。これで抜け出したラウタロ・マルティネスが、GKの頭上を破る強烈なシュートを叩き込んだ。
あとは、わずかな時間を残すだけ。アルゼンチンはニコラス・オタメンディを投入し、5バックで守備固め。対するコロンビアは、前線の人数を増やして同点ゴールを狙うも、試合は1-0のまま、終了のホイッスルを聞くこととなった。
しかも、今大会の主役であり続けてきたリオネル・メッシが、右足首を痛めて途中交代するアクシデントも発生。それでもなお、試合への興味が削がれることはなく、ハイレベルな攻防が繰り広げられた。
結局、勝負は90分で決着がつかず、延長戦へ突入。決勝点となるこの試合唯一のゴールが生まれたのは、112分のことだった。
レアンドロ・パレデスからのパスを、ジオバニ・ロチェルソがワンタッチでさばいて、ディフェンスラインの背後へスルーパス。これで抜け出したラウタロ・マルティネスが、GKの頭上を破る強烈なシュートを叩き込んだ。
あとは、わずかな時間を残すだけ。アルゼンチンはニコラス・オタメンディを投入し、5バックで守備固め。対するコロンビアは、前線の人数を増やして同点ゴールを狙うも、試合は1-0のまま、終了のホイッスルを聞くこととなった。