「話にならない失点」「攻撃で怖い形が作れていたかと言うと…」福岡戦での苦悩が見て取れた遠藤のコメント【FC東京】

2024年07月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

湘南戦とは逆になった

福岡戦で途中出場した遠藤。写真:鈴木颯太朗

 2024年6月30日、FC東京がホームでアビスパ福岡に0-1で敗れた。試合後、75分から途中出場した遠藤渓太は失点のシーンについて次のようにコメントした。

「あの場面について僕がどうこう言える立場ではないですが、ただ、外から見ていた印象では隙を突かれた印象でした。あの失点で負けたのは悔しかったですし、話にならない失点という感じです」

 65分まで首尾よく守っていたFC東京がまさに一瞬の隙を突かれて失点。クロスを上げられた小田逸稀、ゴールを決められた重見柾斗への対応はいずれも甘く、遠藤が「話にならない失点」というのも理解できる。

 遠藤の感覚では「攻撃で怖い形が作れていたかと言うと、そこまで作れなかった」。

「本当にワンチャンスを決められてという試合で、それもサッカー。(劣勢だった)湘南戦では自分たちが勝って、それが今回は逆だったかなと」
 
 福岡戦について遠藤自身も「サイドでフリーで受けるシーンはなくて、難しい試合でした」と話している。ボールが来てもマークがいる状況で、そこから打破するのも厳しかったという。

「絡むシーンも少なくて…。それが自分の問題なのか、チームの問題なのかは分からないですけど」

 遠藤のこうしたコメントからも、福岡戦でのFC東京の苦悩が見て取れる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

【記事】「大谷さんとか入ってないの?」内田篤人、スポーツ選手の"長者番付"トップ10の顔ぶれに驚き!「サッカー、夢あるじゃん」

【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!

【記事】「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が"夏のJリーグ"について持論「正直、欧州と逆のことをやっている」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事