【J1】家長不在も何のその。堅守の大宮が10戦負けなしで3位に浮上

2016年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

家長の代役を務めた沼田が、J1初ゴールで決勝点。

セットプレーから横山(18番)が先制点。このゴールでリズムを掴んだ大宮は、後半に沼田が1点を追加し、福岡を下した。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1リーグは5月4日、第1ステージ10節の7試合を開催。レベルファイブスタジアムで行なわれた福岡対大宮は、2-1で大宮が勝点3を手にした。
 
 アウェーチームは前半の15分。セットプレーで先制に成功する。大山のCKに河本が合わせたヘディングシュートはGKイ・ボムヨンに弾かれるも、こぼれ球を横山が詰めてネットに突き刺した。
 
 さらに大宮は、後半立ち上がりの48分にも1点を追加。D・ムルジャが左サイドからクロスを供給し、エリア内に猛然と飛び込んだ沼田が、豪快に左足ボレーで叩き込んだ。沼田はこれがJ1初ゴール。家長の出場停止で掴んだチャンスで見事に結果を出した。
 
 一方の福岡はウェリントンの高さを活かしたクロスでチャンスをうかがい、61分に1点を返す。亀川のクロスをウェリントンが落とすと、反応したのは金森。フリーで右足を振り抜き、J1初ゴールを決めた。
 
 その後、連勝を狙うホームチームは、終盤に高さのある中原貴を投入して、パワープレーで圧力をかけた。しかし、大宮の懸命の守備に撥ね返され、あと一歩が及ばず。2-1で大宮が昇格組同士の接戦を制した。
 
 大宮はこれで公式戦10試合負けなしで、リーグ戦では暫定3位に浮上。一方の福岡は湘南に抜かれ、最下位に転落した。
 
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