【ACL】浦和はターンオーバーが奏功せずに2位通過。ラウンド16ではFCソウルと対戦

2016年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ズラタンのPKで同点に追いつくものの…。

ズラタン(中央)のPKで引き分けに持ち込んだが、あと1点が奪えなかった。写真:徳原隆元

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は5月3日、グループステージ最終節の2試合を開催した。埼玉スタジアム2002で行なわれたグループHの浦和対浦項は、1-1で引き分けた。

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 すでにグループステージ突破を決めていたホームチームは、DFイリッチやMF高木らを先発起用。4月29日のJ1・9節の名古屋からスタメンを8人入れ替えるターンオーバーを採用した。
 
 試合は一進一退の攻防が続き、スコアレスで前半が終了。後半はペトロヴィッチ監督が57分に永田と興梠を一気に投入し、さらに58分に森脇をピッチへ送り込む。早い段階で交代枠すべてを使いきり、勝負に出た。
 
 しかし、65分に浦項のヴェセリノヴィッチに先制点を奪われてしまう。ビハインドを背負った浦和は、その後反撃を仕掛けるも、88分に相手のハンドで得たPKをズラタンが沈めて同点に追いつくのが精一杯。結局、引き分けで勝点1を分けあった。
 
 この結果、浦和のグループ2位通過が決定。グループ1位のシドニーFCが広州恒大に敗れたため、浦和は勝てば1位通過の可能性があった。それだけに、痛い引き分けと言えるだろう。

 浦和は、ラウンド16でグループF・1位のFCソウルとの対戦が決まった。初戦は5月18日に浦和のホームで、第2戦は25日にFCソウルのホームで行なわれる。
 
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