「三笘みたいなプレーをしても最悪な事態になる」長友佑都がWB起用に見解「長友はまだ生きている」

2024年06月11日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「将棋の香車のようなプレーだけではない」

シリア戦に向けて意気込んだ長友。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は6月11日、エディオンピースウイング広島で開催される北中米ワールドカップ・アジア2次予選・第6節で、シリア代表と対戦する。

 コンディションの問題もあり、5-0で快勝した6日のミャンマー戦はベンチ外となり、8日の練習では一部別メニューだったFC東京の長友佑都が10日の練習後に取材に対応。9日からフルメニューをこなしていると明かし、試合に向けた準備をできていると強調した。

「来るだけじゃなくて、ここはやっぱり戦う場所なんで。ピッチの上にいないと意味はないなと」

 37歳のベテランDFは、カタール・ワールドカップ以来約1年半ぶりの出場に向けて「長友はまだ生きているんだなと。代表では長らく皆さんにプレーをお見せできていないので。Jリーグを見ている人は見ているけど、代表戦しか来ない人たちもたくさんいるので、長友はまだ強く生きているぞというのを見せたい」と覚悟を語る。

「昔の縦だけの、将棋の香車のようなプレーだけではないぞと。現在サッカーにアップデートもできているので、そういう部分も見せて行けたら」

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 森保ジャパンは6月シリーズで、3-4-2-1にトライ。森保監督はミャンマー戦に続いて、シリア戦でも3バックを採用すると明言した。

 ウイングバックでの起用については、「僕には僕の良さがある。あまり調子に乗りすぎて、ウイングみたいな、三笘(薫)みたいなプレーをしようとしても、たぶん最悪な事態になると思う(笑)。意外にその辺は冷静に分析できるので、サイドバックの長友をしっかりと見せたい」と意気込んだ。

 久々に代表でプレーする姿が果たして見られるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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