「予想よりもずっと大変だった」マドリーをCL制覇に導いたアンチェロッティ監督が本音。ドルトムントに圧倒された前半は「やりたいようにプレーさせてしまった」

2024年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々は勝利した。夢は続く!」

ビッグイヤーを掲げるアンチェロッティ監督。(C)Getty Images

 現地時間6月1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の決勝で、レアル・マドリーが聖地ウェンブリーでドルトムントと対戦。2-0で勝利し、2シーズンぶり15度目の欧州制覇を成し遂げた。

 前半は何度もピンチを招く展開だったものの、GKティボー・クルトワのセーブなどで凌ぐと、後半に攻勢。74分にトニ・クロースのCKにダニエル・カルバハルがヘッドで合わせて均衡を破れば、83分に敵のパスミスを突いて、ヴィニシウス・ジュニオールが加点し、勝負を決めた。
【動画】クロースのアシストからカルバハルがヘッド弾!
 CLの公式サイトによれば、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「とても大変だった。予想していたよりもずっと大変だった」と試合を振り返った。
 圧倒された前半の出来については、「我々のプレーのレベルが気に入らなかった。我々は頻繁にボールを失い、間違った場所で失った。彼らのやりたいようにプレーさせてしまった」と反省。それでも、後半のパフォーマンスをこう称えた。

「前半は苦しんだが、後半はボールを失う回数が減り、プレーも良くなった。でも、今となっては、それらはすべて些細なことだ。我々は勝利した。夢は続く!」

 ハーフタイムで修正した手腕はさすがとしか言いようがない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「マドリーに戻る」スペイン3部で武者修行のMF中井卓大、保有元に復帰と現地報道。マハダオンダは4部降格「不本意な結果」
 

次ページ【動画】カルバハルのヘッド弾!※投稿の白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事