【J2クラブの「財政力」】千葉の広告収入は、FC東京を上回る”J1強豪クラス”。入場料収入は大きな格差が…

2016年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

千葉の広告料収入は15億越え。今季昇格した山口の約15倍だ。

千葉は2010年からJ2で戦っているが、広告料収入は依然として"J1強豪レベル"だ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 クラブ収入の3本柱である「広告料」、「入場料」、「グッズ」のうち、最も大きな割合を占める2項目(広告料、入場料)に着目。本来は収支全般を比較すべきだが、今回はその「2本柱」をピックアップし、Jリーグが開示する全クラブの収支報告を基に14年までの5年間の平均額を算出した。結果は以下のとおりだ。
※カッコ内は14年度の額。矢印は前年比。◆山口は、14年シーズン以前の収支は公表なし
 
【入場料収入】
1位 C大阪
6億3600万円(8億5600万円↓)
 
2位 清水
5億9000万円(5億3900万円↑)
 
3位 千葉
3億6600万円(3億1500万円↓)
 
4位 札幌
3億4600万円(3億9000万円↑)
 
5位 京都
2億5700万円(2億2900万円↓)
 
6位 山形
2億4800万円(1億8300万円↓)
 
7位 松本
2億2700万円(2億9500万円↑)
 
8位 東京V
1億7300万円(1億8700万円↓)
 
9位 横浜FC
1億6900万円(1億6700万円↓)
 
10位 岡山
1億4300万円(1億6100万円→)
 
11位 徳島
1億1800万円(2億4200万円↑)
 
12位 長崎
1億1700万円(1億100万円↓)
 
13位 熊本
1億300万円(1億3500万円↑)
 
14位 北九州
9100万円(7900万円↓)
 
15位 岐阜
8500万円(1億4000万円↑)
 
16位 群馬
8200万円(7900万円↓)
 
17位 水戸
7600万円(8800万円↓)
 
18位 愛媛
5400万円(6000万円↑)
 
19位 町田
4800万円(4200万円↑)
 
19位 讃岐
4800万円(1億400万円↑)
 
21位 金沢
1400万円(2000万円↑)
 
22位 山口
1200万円(1200万円◆)
 
【広告料収入】
1位 千葉
15億3300万円(15億3700万円↑)
 
2位 C大阪
13億5500万円(15億1100万円↑)
 
3位 京都
13億2100万円(11億3600万円↓)
 
4位 清水
12億9600万円(15億3400万円↑)
 
5位 徳島
8億600万円(13億5700万円↑)
 
6位 横浜FC
5億8600万円(5億5800万円↓)
 
7位 東京V
4億8900万円(5億6100万円↑)
 
8位 札幌
4億6700万円(5億8900万円↑)
 
9位 松本
3億9500万円(4億3100万円↓)
 
10位 岡山
3億9300万円(4億7200万円↑)
 
11位 長崎
3億7500万円(5億200万円↑)
 
12位 熊本
2億7200万円(2億8900万円↑)
 
13位 山形
2億5500万円(2億7600万円↑)
 
14位 岐阜
2億3600万円(3億8000万円↑)
 
15位 群馬
2億2700万円(2億6100万円↑)
 
16位 北九州
2億2500万円(3億800万円↑)
 
17位 町田
2億1100万円(2億2600万円↑)
 
18位 愛媛
2億500万円(2億7200万円↑)
 
19位 金沢
1億9100万円(1億9200万円↑)
 
20位 水戸
1億5000万円(1億6700万円↓)
 
21位 讃岐
1億2200万円(2億1300万円↑)
 
22位 山口
1億800万円(1億800万円◆)
 

次ページ際立つ入場料収入の格差。4位の札幌までが3億円台を計上するも、10位の岡山以降は…。

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