【J1】浦和の「KLM」が、今季初の揃い踏み! 100試合連続フル出場を達成した阿部は、決勝点をアシスト

2016年04月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

強力トリデンテが爆発! 李、興梠、武藤が揃ってゴール。

殊勲の李(20番)、興梠(30番)、武藤(9番)が、サポーターの声援に応える。3人の揃い踏みは今季初だ。写真:田中研治

 J1第1ステージ・7節は4月16日、各地で5試合を開催(福岡×名古屋、鳥栖×神戸は地震の影響で試合中止)。埼玉スタジアム2002で行なわれた浦和対仙台は、3-1でホームの浦和が勝利した。

【浦和 3-1 仙台 PHOTO】李!興梠!最後は武藤! 充実の3ゴールで浦和が快勝

 ホームチームは前半に訪れたいくつかのチャンスを逃していたものの、後半にギアを上げて3点を挙げた。まずは、53分。浦和が誇る「KLM」の"L"が先制点を叩き込む。
 
 CKのセカンドボールを拾って左サイドに展開すると、ここに待っていたのは槙野。この日本代表DFが縦に突破してクロスを送り、ニアに飛び込んだ李(LEE)がダイビングヘッドで叩き込んだ。
 
 浦和は、直後の54分に仙台の三田に同点弾を奪われたが、まったく攻撃の手を緩めない。そして74分、阿部のラストパスに反応した"K(興梠)"が、GKをかわして追加点を沈めた。さらに、76分には、梅崎の高精度クロスを"M(武藤)"がドンピシャヘッドで仕上げた。
 
 浦和自慢の「KLM」が、今季初の揃い踏み。先制点の李が「僕たちは勝ちに飢えていて、3点でもまだ足りない」と言えば、古巣からゴールを奪った武藤は「仙台の皆さんに成長した姿を少し見せられた」。興梠はACLを見据えて「次のシドニー戦で(グループリーグ突破を)決めたい」と決意を語った。
 
 また、興梠の決勝点をアシストした阿部は、この試合がJ1・100試合連続フル出場のメモリアルマッチ。自らのラストパスで、記録達成に華を添えた。
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