【J1】復帰戦の森崎和が充実のパフォーマンス。ミキッチのゴールで"お得意様"の新潟から勝点3

2016年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

Eスタでの通算対戦成績は、これで広島の8勝2分2敗に。

森崎和(左)は巧みなポジショニングでピンチの芽を未然に積んでいた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1第1ステージ・7節は4月15日、各地で2試合を開催した。エディオンスタジアム広島で行なわれた広島対新潟は、1-0でホームの広島が勝利した。

 前半は新潟のR・シルバやL・シルバにチャンスを作られたものの、広島は粘り強く守って0-0のままハーフタイムに突入。そして迎えた56分に、ミキッチのゴールで先制に成功する。

 右サイドで相手MFと対峙したミキッチが、切り返しから左足でクロスを供給。このボールがファーポストのバーで撥ね返り、GK川浪に当たってゴールに吸い込まれた。
 
 その後、広島は青山と森崎和の2ボランチが中盤を引き締め、手堅い守備で新潟に決定機を作らせない。森崎和は怪我からの復帰後、初のスタメン出場ながら、充実のパフォーマンスを披露した。
 
 広島は終盤に高い位置でのボール奪取からふたつの決定機を作るなど、追加点のチャンスも創出。しかし、2点目は生まれないまま、1-0で終了の笛を聞いた。
 
 一方の新潟は、前半のリズムを掴んだ時間帯では決定的なチャンスを作ったが、スタミナが落ちて来るとトーンダウンした。とりわけ後半は、もっとも大事なゴール前の局面で大胆さを欠き、ミスを繰り返した。

 両チームのエディオンスタジアム広島での通算対戦成績は、これで広島の8勝2分2敗。今回もお得意様からしっかりと勝点3を手にしたホームチームは、暫定4位に浮上。敗れた新潟は14位に順位を落としている。
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