【マンチェスター・C 1-0 パリSG|採点&寸評】デ・ブルイネとハートがクラブ史上初の4強進出に大貢献。一方でイブラとカバーニは……

2016年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ハートを中心とした堅守でクラブ史上初のベスト4進出。

マンチェスター・C対パリSG戦の結果&フォーメーション。

【マンチェスター・C|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
38%というボール支配率が示す通り、大半の時間帯でパリSGにポゼッションされたが、4DF+2セントラルMFが強固な守備ブロックを構築。セットプレー以外には80分のカバーニのシュートを除けばピンチらしいピンチもなく、この日唯一の枠内シュートをデ・ブルイネが沈めて勝利。2試合合計3-1で、クラブ史上初のCLベスト4進出を果たした。
 
監督 マヌエル・ペレグリーニ 6.5
守備に重きを置いたドロー上等のスタイルが、ディフェンス陣の頑張りもあって見事にハマる。終了間際にトゥーレ・ヤヤなど3人を次々と送り込み、しっかり試合を終わらせた。
 
【マンチェスター・C|選手採点・寸評】
[GK]
1 ジョー・ハート 7
17分と48分にイブラヒモビッチの強烈なFKを弾き出せば、80分にはカバーニとの実質1対1もセーブ。再三に渡るピンチをスーパーセーブで、チームの完封勝利に貢献した。
 
[DF]
3 バカリ・サーニャ 5.5
チームが守備偏重で臨む中で、セットプレーでマークを外すなど対人で後手を踏む。やや仲間の足を引っ張った印象。
 
20 エリアキム・マンガラ 6
目立つシーンは少なかったものの、ポジショニング、ライン操舵など大きなミスはなく及第点の内容だった。
 
22 ガエル・クリシ 6
オーバーラップの回数こそ少なかったものの、守りでは気の利いたポジショニングでパリSGのサイドアタックを封じた。
 
30 ニコラス・オタメンディ 6.5
マークに付いたイブラヒモビッチにFK以外はほとんど何もさせず、守備者としての仕事を全う。ビルドアップ時の不用意なミスもなく、完璧に近い出来だった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページデ・ブルイネの一撃は難敵の希望を打ち砕いた。

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