【J1】D・オリヴェイラが決勝PKを獲得!田中が沈めて柏がリーグ初勝利

2016年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK中村も奮闘。ビッグセーブで試合の流れを作る。

なかなかボールを受けられずにフラストレーションを溜めていたD・オリヴェイラ(11番)だが、千載一遇のチャンスでPKを獲得し、柏の勝利に貢献した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1第1ステージ・6節は4月10日、各地で9試合を開催した。日立柏サッカー場で行なわれた柏対FC東京のナイトゲームは、1-0で柏が勝利した。

【柏1-0FC東京 PHOTO】田中順也が決勝点、守り抜いた柏がFC東京を下す

 柏は6日のナビスコカップ・横浜戦からスタメン6人を入れ替え、FC東京は出場停止の森重の代役として、CB吉本を起用した。

 前半はFC東京が左サイドからの攻撃でチャンスを作った。しかし、14分の前田と27分の河野のシュートは、いずれも柏のGK中村の好セーブにあってゴールを割れない。
 
 一方の柏は、CFのディエゴ・オリヴェイラになかなかボールが入らず。サイドを起点に攻撃を仕掛けるものの、目立ったチャンスがないまま前半を終えた。

 後半は、FC東京の城福監督が積極的に動いた。負傷した河野をハーフタイムに下げて橋本を投入し、さらに63分に東から羽生、71分にハ・デソンに代えて新加入のムリキをピッチに送り込む。早い段階で3枚の交代カードを使い切り、ゴールを狙った。
 
 しかし、先制点を奪ったのは柏だった。高い位置でボールを奪うと、ディエゴ・オリヴェイラがドリブルでエリア内に進入。このブラジル人が橋本のファウルを誘ってPKを獲得し、これを田中が沈めて柏が81分に先制点を奪った。

 その後、FC東京はムリキがスピードを活かしてゴールに迫るも、1点が奪えないまま試合は終了。結局、田中のPKが決勝点になり、柏が1-0で勝点3を得た。

 柏は今季リーグ戦初勝利。ナビスコカップから公式戦2連勝と、調子を上げてきた。
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