【J1】今季初の無失点に、福岡の井原監督は「今後につながる」。神戸は公式戦5連勝を逃すも、1ポイントを加えて勝点10に

2016年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1での対戦は、4戦連続のドロー。

渡邉(19番)が果敢にミドルを狙うなど、試合は神戸が押し気味に進めた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 J1第1ステージ・6節は4月10日、各地で9試合を開催。13時キックオフの神戸対福岡は、スコアレスドローで終了した。
 
 前半は、やや神戸が押し気味に試合を進め、ペドロ・ジュニオールの強引な突破や、左サイドの相馬のクロスからチャンスをうかがう。レアンドロを怪我で欠きながらも福岡を押し込んだ。

 一方の福岡はフィジカルに長けたウェリントンを活かし、このブラジル人のポストプレーや高さを使って圧力をかけた。

 しかし、ともに決定打は打てず。神戸は13分に小川が負傷退場するアクシデントにも見舞われ、スコアレスのまま前半を終了する。

 後半はこぼれ球に詰めた石津の決定機を皮切りに、神戸が度々チャンスを作った。だが、ゴールは遠く、時間だけが経過。福岡もウェリントンのヘッドがGKの正面を突くなど、ネットを揺らせないまま終了の笛を聞いた。

 神戸のネルシーニョ監督と福岡の井原監督の師弟対決は、終わってみればドロー決着。井原監督は今季リーグ戦初の無失点に「今後につながる」とコメントした。

 なお、同カードのJ1での対戦は、4戦連続で勝点1を分け合う結果となった。
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