【J2】2・3月度MVPに躍進・熊本を支えた清武功暉を選出! クラブ史上初の首位獲りに貢献

2016年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場5試合で4得点・1アシスト。攻撃面でチームを牽引する存在に。

昨季途中に鳥栖に期限付き移籍で加入した清武が、今季は開幕からエンジン全開だ。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグは4月8日、J2リーグの2月・3月度の月間MVPに熊本の清武功暉を選出した。清武は、対象となった2月・3月の5試合で4得点・1アシストをマーク。クラブ史上初の首位奪取(5節終了時)に大きく貢献した。

 昨季途中に鳥栖からのレンタル移籍で熊本に加入した清武は今季、開幕の松本戦で決勝点を奪う快調な滑り出し。3節の東京V戦からは3戦連発でチームを波に乗せた。

 4節のアウェー・北九州戦では、終盤まで1点ビハインドの苦しい展開のなか、89分にチームを救うゴールを決めた。ここまで、こうした同点弾や先制点といった価値あるゴールでインパクトを放っている。

 Jリーグ選考委員会は、昨季終盤から堅実かつ安定感のあるプレーで頭角を現わしていたが、今季はさらにゴールへの嗅覚やプレーの力強さが増したと評価している。

 熊本は前節の清水戦で今季初黒星(0-2)を喫して3位に後退。だが、7節の山口戦で勝利すれば首位奪回の可能性がある。キーマンとなるのは、やはり現在絶好調の10番、清武と言えそうだ。

 
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