「失点ゼロの試合がない」いまだ未勝利の東京V、城福浩監督が課題に挙げたのは?

2024年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「前半は相手のプレッシャーに屈した」

東京Vは京都と2-2のドロー。城福監督が試合を振り返った。写真:福冨倖希

 東京ヴェルディは3月29日、J1第5節で京都サンガF.C.と味の素スタジアムで対戦。2-2で引き分けた。

 ホームチームは前半に2失点する苦しい展開となるも、立て直した後半、80分に染野唯月がPKを決めて1点差とすると、終了間際の90+3分にも染野がネットを揺らし、ドローに持ち込んだ。

 試合後、城福浩監督は「前半は相手のプレッシャーに屈した。前半の45分は悔やまれる」と反省を口にした。
【動画】染野唯月の2ゴール
「後半、我々の時間がくるのは想定していたので、我々らしくボールを大事にして、ボールを動かして、入っていくという形はイメージできましたけど、前半の相手の球際の強さのところを我々がどう対等以上に戦っていくか、その時にどのようにボールを回していくかは課題として浮き彫りになったので、ここをしっかり乗り越えていきたいと思います」

 16年ぶりに戻ってきたJ1で、開幕から3分2敗といまだ勝利がない。その要因に失点の多さを挙げた指揮官は「まだ失点ゼロの試合がないので、我々はチーム全員で守って、そこから我々の時間を増やしていく。そういう意味で、ここは全員でもう一回見直して、攻撃は後半のようなサッカーをもっと増やしていくということだと思います」と改善を誓った。

 東京Vは次節、ファン・サポーターに初白星を届けられるか。4月3日にアウェーで湘南ベルマーレと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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