【J1】田中達也の2試合連続ゴールで、新潟が今季初の無失点勝利。福岡はリーグ戦未勝利が続く

2016年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

指宿の落としに反応した田中が41分に先制ゴール!

福岡守備陣の隙を突いて田中が決勝点。ベテランが健在ぶりを見せつけた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグ・5節は、4月2日に7試合が行なわれ、レベルファイブスタジアムでの福岡対新潟は、1-0でアウェーの新潟が勝利した。

 新潟は、リーグ戦3試合連続で先発した田中のゴールで41分に先制。スローインを受けた指宿からの落としに「こぼれ球を狙っていた」(田中)と素早く反応し、冷静に右足で沈めた。田中はこれでリーグ戦2試合連続ゴールだ。
 
 この1点を守りきった新潟は、今季リーグ戦初の無失点。手応えのある勝点3となった。
 
 一方の福岡は、為田の鋭い飛び出しやウェリントンの高さを活かした攻撃で圧力をかけたものの、フィニッシュの局面で精度を欠いてゴールが奪えず。ハーフタイムに投入されたU-23代表候補の金森も不発に終わり、ホームで悔しい敗戦を喫した。

 福岡はここまでリーグ戦で勝ち星がなく、かつ無失点試合もゼロ。厳しい状況が続いているが、井原監督は「目標としていた5試合での勝点7は達成できていないし、J1で勝点を取ることの難しさを改めて感じている」としつつも、「まだまだ挽回するチャンスは十分にあるので、下を向かずにやっていきたい」と前を向いた。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事