選手の連動や動きは合っていた? 鈴木啓太は2トップを推奨「バランスが良かったのではないか」

2024年03月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野はトップ下ではなく左サイドに

北朝鮮戦に1トップで先発した上田。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

 元日本代表MFの鈴木啓太氏が3月22日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。21日に行なわれた日本対北朝鮮について語った。
【動画】鈴木啓太が日本×北朝鮮を総評!
 北中米ワールドカップのアジア2次予選で、日本は北朝鮮と国立で対戦。開始2分に田中碧の得点で幸先良く先制し、その後は追加点を奪えなかったものの、相手にゴールを割らせず1-0で勝利した。

 鈴木氏は日本の勝利に「良かった」と安堵する一方、物足りなさも感じているようだ。

「やりたいことと、選手の連動や動きが合っていたかというと、合っていなかったんじゃないかと思う」

 具体的には、1トップで起用された上田綺世になかなか縦パスが入らなかった点を指摘。「一つの考え方として、(左サイドハーフだった)前田大然選手と上田選手を2トップに置いて、左に(トップ下だった)南野(拓実)選手を持って行った方が、もしかするとバランスが良かったのではないか」と見解を示す。
 
 一方、守備面は、74分に谷口彰悟が投入され、DFが4人から5人に増えたことで改善されたと振り返った。

「安定した。選手交代のなかで、プランを持ってやっていたのかなというのは見えた。だから、守備面で『ここが上手くいっていなかったよね』という点は、そんなに目立たなかった風に見えた」

 そして、自身の経験から「代表って大変、本当に。国を背負って戦うって、相当の覚悟」として、日本代表への応援を呼びかけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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