19歳・高井幸大はアピールなるか! 大岩ジャパンに2度目の招集「自分がどれくらいできるかとても楽しみ」【U-23代表】

2024年03月20日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「無失点にこだわりたい」

2連戦に向けて意気込んだ高井。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 U-23日本代表はマリ、ウクライナとの国際親善試合2連戦を前に、国内で合宿を実施。3月20日にトレーニング3日目を迎えた。

 パリ五輪世代の代表チームには、昨年9月のU-23アジアカップ予選以来、2回目となる飛び級での招集となった19歳の高井幸大は、「コンディションは悪くないです」と練習後に笑顔を見せた。

 高井は今シーズン、川崎フロンターレで開幕2試合に先発出場も、直近の2試合はベンチとメンバー外。「自分のパフォーマンスに満足しているわけではないですし、もっともっとできると思う。これからもっと信頼を掴みたい」とスタメン定着に向けて意気込む。

 自チームだけでなく、代表でも勝負のシーズン。4月に行なわれるパリ五輪の最終予選を兼ねたU-23アジア杯、さらには7月開幕の本大会へのメンバー入りに向けても、この国内での2試合でアピールが必要。下の年代ながらチャンスをくれた大岩剛監督の期待に応えるためにも、自身の強みを見せて印象付けたいところだ。
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「2戦とも強い相手とできますし、自分がどれくらいできるかというのもとても楽しみ。楽しみながらやりたいです。センターバックなので無失点にこだわりたいし、ビルドアップのところだったり、ヘディングは自分の特長だと思うので、それを出していきたいと思います」

 大岩剛監督が率いるU-23代表は、22日にサンガスタジアム by KYOCERAでマリと、25日に北九州スタジアムでウクライナと相まみえる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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