「無念。シュート1本に屈した」U-20韓国女子代表が“雪なしリベンジマッチ”で豪州に敗れて4位。母国メディアは「17本も打ったのに…」と嘆き節!【アジア杯】

2024年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本と北朝鮮の決勝は22時キックオフ

3位決定戦はオーストラリアが1-0で勝利。枠内シュート1本の好機を決勝点に繋げた。(C)2024 Asian Football Confederation (AFC)

 ファイナルを前に行なわれた一戦はオーストラリアに軍配が上がった。

 現地3月16日、ウズベキスタン・タシケントで開催中のU-20女子アジアカップは3位決定戦を行ない、韓国とオーストラリアが対戦した。韓国は終始ペースを掴んで相手を攻め立てたが決め手を欠き、0-0でハーフタイムを迎えると、後半はオーストラリアの逆襲を受ける場面が頻発。すると79分、一本のロングパスに呼応した相手FWが飛び出した韓国GKよりも先にボールタッチ。これがゴールに吸い込まれ、決勝点となった。
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 今大会の開幕戦でも激突した両チーム。その一戦は突然の豪雪によってピッチの除雪が間に合わず、足首まですっぽり雪にはまるほどの悪条件でのゲームを強いられ、世界中から運営サイドに非難の声が上がった。韓国は1-2の逆転負けを喫し、今回はリベンジマッチとなったが、返り討ちに遭ってしまった格好だ。
 
 全国紙『京郷新聞』は「惜しくも若き韓国女子代表はリベンジを果たせなかった。ボール支配率は拮抗していたが、90分間でシュート17本(枠内は8本)も打ったのに1点も取れなかったのが響いたのだ。無念である」とガックリ。そして「オーストラリアのシュート1本に屈した。彼女たちはそのたった一度のチャンスをモノにしたのだから驚きだ」と決定的なスタッツを紹介した。

 日本と北朝鮮による決勝戦は、このあと現地22時のキックオフ。両チームがファイナルで対峙するのは4大会連続で、過去3回はすべて日本が勝利している。一方で日本は、今大会のグループステージ第3戦で北朝鮮に0-1で敗れている。実力伯仲の好ゲームが期待できそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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