「リバプールはチェルシーに感謝しなければ」遠藤航の“衝撃的な活躍”でカイセド&ラビアの強奪に痛烈皮肉!「おかげでエンドウを獲得」「世界最高のMFを上回る」

2024年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

第3の候補として獲得

リーグカップ決勝でカイセドとマッチアップする遠藤。(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は、3月10日に本拠地アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦で、王者を相手に圧巻のパフォーマンスを披露。攻守に躍動し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されている。

 昨夏にファビーニョを失い、新たな6番(アンカー)を求めていたリバプールが第一ターゲットにしていたのは、ブライトンのモイセス・カイセドだった。だが、契約目前でチェルシーに強奪されると、サウサンプトンのロメオ・ラビアも立て続けにマウリシオ・ポチェティーノ監督のチームに横取りされる。

 そこで、いわば第3の候補として獲得したのが遠藤だった。しかもカイセドとラビアの移籍金の10分の1程度で手中にしたのだから、リバプールは笑いが止まらないだろう。
【動画】「やばい」「声出た」「普通は怖くて通せない」と反響!シティ戦で一気に局面を変えた遠藤航の高精度パス
 現地メディア『Tootball Transfers』は、「リバプールはチェルシーの6200万ユーロの移籍決定に感謝しなければならない」と見出しを打った記事を掲載。強奪を皮肉っている。

「リバプールは夏の移籍市場でモイセス・カイセドとロメオ・ラビアの両選手との契約を望んでいたが、チェルシーが両選手を目前で引き抜き、レッズは失敗した。カイセドがスタンフォード・ブリッジに移籍した後、ラビアはリバプールに加入する運命にあるかに見えたが、チェルシーは再びレッズを追撃して奪い、エンドウという比較的無名な選手との契約を強いられた」

 同メディアは「ラビアは負傷に見舞われた悲惨なシーズンで、チェルシーでわずか32分間の出場にとどまっているが、エンドウはリバプールにとって重要な選手に成長した。日本代表のキャプテンは、日曜日のマンチェスター・シティ戦でセンセーショナルな活躍を見せ、試合後は絶賛された」と綴り、こう続けた。

「シュトゥットガルト時代のエンドウも間違いなく優れていたが、誰も彼にチャンスを与えなかった。おそらく彼のスタイルが、よりボールを支配するチームに変えることに懸念があったからだろう。しかし、彼のリバプールの移籍はセンセーショナルだった」
 

次ページファビーニョに代わって見事に活躍

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事