３月９日にフジテレビ系列で放送されたバラエティー番組「ジャンクSPORTS」に、元日本代表の面々が出演。稲本潤一が南葛SCでチームメイトの今野泰幸の"全力プレー"を紹介した。

　２人は、昨年12月に行なわれた中村俊輔氏の引退試合に出場。稲本は、今野が見せた守備を次のように振り返る。

「みんながセンタリングとか入れて点を入れさせようとしていたんですけど、今ちゃんが一人だけスライディングで、必死に凄い形相でガーって。『今ちゃん、もうそれ違うから』と。常に全力でやる」

　当時の場の空気を「全然気づかなかったです」という今野は、「俊さんを盛り上げる引退試合」と理解していたとしつつ、こう主張する。
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「だけど、サッカーって一生懸命やるスポーツじゃないですか。そうあるんだったら、台本とかに『今はやられる時だよ』と」

　この発言にスタジオのメンバーは爆笑。共演していた小野伸二氏は「分かるだろ、絶対！ 空気感で分かるだろ、そこは。それを感じろ」とツッコミを入れた。

　公式戦以外でも全力プレーの姿勢を崩さなかった今野。41歳となった今季も現役を続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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