大荒れのACL横浜戦…山東の韓国人指揮官が判定に不満露わ「このようなことが続くなら、偶然ではなく意図的だ」

2024年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベスト16からベスト8まで、日本のチームと3試合戦った」

山東泰山を率いるチェ・ガンヒ監督。(C)Getty Images

 3月6日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の第1戦で、横浜F・マリノスは中国の山東泰山と敵地で対戦。アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウスの得点で、2-1で先勝した。

 この一戦では、山東泰山側がラフプレーを連発。また、判定への不満を露わにし、特に終盤にかけて荒れに荒れた展開となった。

 中国メディア『搜狐』によれば、自身もイエローカードを受けたチェ・ガンヒ監督は、試合後も憤りが収まらず。会見でしばらくの沈黙を挟み、「何も言うことはない。これ以上、選手たちに何を要求できるのか」と口にした。そして、結果的に不利を被った判定に関して問われると、次のように語った。

「ベスト16からベスト8まで、日本のチームと3試合戦った。もしこのような判定が続くのであれば、偶然ではなく、意図的だ。次の試合では前回(川崎フロンターレ戦)のように土壇場でゴールを決めるほかないかもしれない。私はアジア・チャンピオンズリーグを何度も経験しているので、よく知っている」
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 絶対エースのクリサンは、ベンチ入りするも出番なしに終わった。第2戦ではプレーするのか。韓国人指揮官は、注目を集めるブラジル人ストライカーの状態はこう説明した。

「大きな怪我ではないが、寒さが厳しく、無茶な使い方は怪我を悪化させる。今後、彼は積極的にリカバリーし、出場に備えるだろう」

 中国の期待を一身に背負う山東泰山は、川崎とのラウンド16で、ホームの第1戦は2-3で落としながら、等々力での第2戦を4-2で制し、逆転で8強入りを果たした。日本での戦いには非常に良いイメージを持つなかで、横浜での第2戦も非常にタフな展開となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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