「ザイオンは最高のプレーを見せていた」STVVは0-3完敗も、現地メディアは守護神の奮闘を評価

2024年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミスはなかった。ポジティブなことだ」

ベルギーで研鑽を積む鈴木。(C)STVV

 日本人6選手が所属するシント=トロイデンは現地3月3日、ベルギーリーグ第28節でアントワープと敵地で対戦。0-3で敗れた。

 この一戦にGK鈴木彩艶、MF藤田譲瑠チマ、MF山本理仁は先発、MF伊藤涼太郎は途中出場だった。チームは前半をスコアレスで終えたが、62分に失点すると、74分、87分にも被弾。懸命の反撃も奏功しなかった。

 痛恨の3失点に、21歳の守護神も落胆。現地メディア『Hbvl』によれば、「個人のパフォーマンスについて何も言う必要はない」と語ったという。
【PHOTO】アジアカップ2023を彩る各国美女サポーターを特集!
 それでも、同メディアは鈴木の奮闘を認めている。「ザイオン・スズキは間違いなく、その時までSTVVで最高のプレーを見せていた」と称えた。

「試合の序盤から何度もプレーに関与した。サイドからのボール、ハイクロス、ミドルシュート。スズキにミスはなかった。それはポジティブなことだ」

 チームとして結果は出せなかったが、個人としては今後につながるプレーを見せたようだ。9位のSTVVは次節、10日に15位のオイペンと敵地で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「防げたシーンはたくさんあった」鈴木彩艶は猛批判を浴びたアジアカップで何を感じていたのか。前を向く守護神が"3週間後の本音"を明かした【現地発】

【記事】5試合で8失点。アジア杯のGK鈴木彩艶をどう見た? かつての"正守護神"川島永嗣の見解は――「決定的な仕事をするために突き詰めていくのは大切」

【記事】「久々むかついたわ」「日本の宝を潰すなや」投稿の真相。鄭大世は鈴木彩艶への過剰な批判について何を思ったか
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事