「土が重たい」状態の悪さが目立った国立のピッチ...なでしこ清水梨紗は「刺さっているのに全部めくれちゃうなという感じ」

2024年02月28日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「これでオリンピックが決まるんだという意識」

北朝鮮戦の前日練習に臨んだ清水。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 なでしこジャパンは2月28日、パリ五輪・アジア最終予選で北朝鮮と国立競技場で対戦する。

 勝てば今年7月に開幕するパリ五輪の出場権を獲得できる一戦。清水梨紗はこの最終決戦へ向かう心境をこう語った。

「いつも試合に対する気持ちは変わらないですし、そこはいつもと変わらない。でも大事な一戦というのは変わりないので、これでオリンピックが決まるんだという意識はあります」
【PHOTO】なでしこジャパンを牽引!笑顔が眩しいDF・清水梨紗を特集!
 どれだけ重要な戦いであろうと、普段と同様、冷静にゲームに挑みたいとした27歳のサイドバックは、プレー面について「逆サイドにボールがあるときに競り勝って、どうクロスに入っていくのかが大事。そういうところを意識したい」と意気込んだ。

 また、27日に試合会場の国立競技場で行なわれた前日練習では、タッチライン際の芝がめくれ上がるなど、ピッチの状態の悪さが目立った。

 清水はグラウンドの印象を「土が重たいというか、(スパイクのポイントが)刺さっているのに(芝が)全部めくれちゃうなという感じではあった」としつつも、「でもそんなに滑ることなくできたので、大丈夫かなと思います」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】パリ五輪出場権がかかる北朝鮮戦へ!なでしこジャパンの清水梨紗、長谷川唯らが笑顔で前日練習を実施!

【記事】「日本チームは素晴らしいプレーヤーが揃っている」北朝鮮のリ・ユイル監督、なでしこJの警戒すべき選手は?「彼女の能力には目を見張るものがある」

【記事】北朝鮮女子代表が日本戦の前日練習を実施。国立競技場に響き渡るコーチの掛け声、選手全員が真剣な表情で...
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事