２月25日に開催されたリーグ・アンの第23節で、南野拓実が所属するモナコが、難敵RCランスと敵地で対戦した。

　南野が４－４―２の右サイドハーフで先発したモナコは19分、FWバロガンが敵DFをなぎ倒して持ち込み、左足で先制ゴールを奪う。

　さらに30分、ベン・ヤーデルのシュートをGKがセーブしたこぼれ球に南野が素早く反応。右足の鋭いシュートでネットを揺らし、貴重な追加点を奪う（オウンゴールとする海外メディアもあり）。日本代表アタッカーはこれが今季６点目となった。

　しかし、そのわずか１分後、ワイのシュートで被弾。１点差に追い上げられる。
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　後半は押し込まれる展開のなか、南野は何度も最終ラインまで戻って守備でも奮闘する。
　
　77分にサイドのゴールで追いつかれたものの、その直後に南野は再びこぼれ球に素早く反応。敵GKに倒されてPKを奪う。しかし、PKが得意ではないバロガンが再び失敗。勝ち越しの大チャンスを逃す。

　このままドローで終了かと思われた後半アディショナルタイム１分、南野が右サイドから切れ込んで左足を一閃。圧巻のゴラッソで決勝点を奪ってみせた。

　南野の大活躍で、モナコが３－２と劇的な勝利を飾っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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