現地時間２月21日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16第１レグで、冨安健洋が所属するアーセナルはポルトと敵地で対戦した。

　アルテタ監督が「深刻なものではないと思われるものの、軽い問題を抱えている」と認めた冨安は、アジアカップ敗退後にクラブに戻ってから、公式戦３試合連続でベンチ外に。ポルトも、イラン代表としてアジアカップを戦ったタレミは怪我で欠場した。

　直近２戦で11ゴールを叩き込んでいるアーセナルは序盤から主導権を握り、26分にはサカがゴール前の好位置でFKを獲得。ウーデゴーがクロスを送り込むが、得点には繋がらない。

　35分と45＋１分には、CKにそれぞれサリバとハバーツがヘッドで合わせるも、いずれも枠の左に外れる。
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　スコアレスで折り返すと、56分にCKから今度はトロサールがフリーでボレーシュート。しかし抑えが効かず、ボールはゴールではなく、スタンドに飛び込む。

　膠着状態が続くなか、74分にこの試合唯一の選手交代でトロサールを下げ、経験豊富な32歳のジョルジーニョを送り込む。

　ただ、なかなか40歳のペペを中心としたポルト守備陣からゴールを奪えず。このままスコアレスドローでタイムアップかと思われたが、90＋４分にガレーノにミドルシュートでまさかの被弾。土壇場の失点で初戦を０－１で落とした。

　勝負を決する第２レグは来月12日、舞台をアーセナルの本拠地に移して行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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